2020年11月26日 10:00

目標管理でテレワークでも自立できるチームを作る|テレワークする松田さんシリーズ vol.3

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皆様こんにちは、「テレワークする松田さん」と申します。そろそろ冬将軍の足音が聞こえてくる季節になりましたが、風邪など召されてはいませんか?さて、わたくしは日頃から

・テレワークを支援するPHONE APPLI PEOPLE for Salesforce

・目標管理と1on1ミーティングの履歴管理ができるPHONE APPLI VISION

・感謝カードを送りあえるPHONE APPLI THANKS

を用いて、フルリモートで業務を行っております。シリーズ第3弾となる今回は、長期間にわたるフルリモート業務でも、業務に対するモチベーションと生産性を維持できる目標管理の取り組みについてお話しいたしましょう!

 

シリーズ第一弾、第二弾をまだお読みになっていない方は、ぜひ目を通してみてくださいね!

「テレワークする松田さん」のとある1日|テレワークを支援するPhoneAppliシリーズ​を読む

→「お互いの出社状況を把握して、やり取りをスムーズに|テレワークする松田さんシリーズ vol.2」を読む

  

テレワークこそ目標管理が重要

テレワークには、通勤の必要がない、個人のペースに合わせて効率よく働くことができる、というメリットがありますが、ほとんどの時間を個人で作業する事になるため、社員一人一人が自立して働くことができなければなりません。マネージャがいちいち指示しなければ動けなかったり、逆にマイクロマネジメントされすぎて息苦しいという状況では、長期間にわたるテレワークでモチベーションと生産性を維持することは難しいでしょう。

そこで重要になるのが、「部門全体の目標とリンクした個人目標を設定すること」「目標の進捗をリアルタイムで明確にし、共有すること」です。この2つのポイントをおさえておくことで、テレワークでも自立して働けるチームを作ることができます。

 

マイクロマネジメントを回避する方法

ということで、わたくしの一週間はまず今期の目標とそれに対する進捗、そして今週のタスクの確認からスタートです!「一日の計は朝にあり」ならぬ、「一週間の計は月曜にあり」でございますね。

わたくしが使っているPHONE APPLI VISIONは、期初に設定した目標と達成基準に対しての進捗をリアルタイムで把握することができます。

パーセントで数字が表示されるだけでなく、下記の左にあるスマホ画面のように緑色の円グラフが表示されるので、残り期間に対しての進み具合がイメージしやすく、とても助かっています。また時折オフィスに出社する日があるのですが、通勤中にスマホでチェックできるのも便利ですね。

 

telematsu3_1.jpg

 

こうして目標(やるべきこと)と進捗(やってきたこと)がはっきりしていれば、テレワークをしているメンバーも、「何をしていいかわからない」「指示がないと動けない」という状態に陥らずにすみます。また、この目標と進捗は社内で公開されているので、マネージャも、部下が今どのくらい業務を進めているのかをリアルタイムに把握できますし、マイクロマネジメントをせずともチームを的確にサポートできますね!

 

Salesforceの目標設定手法"V2MOM"

このPHONE APPLI VISIONで採用されているのは、「V2MOM」と呼ばれる目標設定手法です。Salesforce社などの先進企業が急成長を実現するために採用している目標管理手法で、目標を設定する際の5つの要素の頭文字をとってV2MOMと呼ばれています。

 

〈V2MOMを構成する5つの要素〉

Vision (どこを目指すのか?行いたいことや達成したいことは?)

Value (何を大事にするのか?ビジョンの追求を支える原則や信念)

Method (そのために何をするのか?業務の完遂に必要な行動や手順)

Obstacles (達成にむけ克服しなければならない課題や問題、難点は?)

Measures (どのように結果を判断するのか?測定可能な求める成果)

https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/modules/manage_the_sfdc_organizational_alignment_v2mom/msfw_oav2m_creating_org_alignment_v2mom

 

V2MOMを作成する際は、会社のV2MOM→マネージャのV2MOM→メンバーのV2MOMというように、大きい目標から順を追って作っていきます。こうすることで社員一人一人の目標が会社全体の大きな目標の一部を構成することになり、先進企業が成長するのに欠かせない、会社と社員が同じ方向に向かって進む強いエネルギーを生み出すのです。

 

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一人ひとりの目標がピラミッドのように積み上がって、会社全体の目標を作り上げているイメージでございますね。こうした目標の作り方をすると、組織との一体感を感じられ、離れて働くテレワークが長期間に及んでも、疎外感や孤立感を感じにくくなる効果もあります。

 

評価にも使えるPA VISION

さて、今日はだいぶ仕事が捗ったので、目標の進捗状況を更新しておきましょう。進捗を入力すると円グラフの目盛りが進んで気持ちが良いものです^^

PHONE APPLI VISIONでは、個別の目標ごとに期日、進行状況、進捗(%)、配点(スコア)を入力することができます。このスコアというのがなかなかのスグレモノでして、トータルで100点になるよう各目標に配点でき、自分の業務全体の進捗が点数で分かるようになっているのです。

 

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また、わたくしの部署では、目標全体のうち、60〜70点を通常の達成目標、20〜30点がチャレンジ目標、10〜20点が資格取得などの成長目標となるように設定したり、期末には各目標のスコアを元に評価を行うなど、進捗管理だけでなく、評定にもPHONE APPLI VISIONのデータを活用しています。

さらに、この目標や進捗は社内で共有されており、同僚や他部署のメンバーもお互いのV2MOMを見ることができます。こうしておくと、テレワークではあまり関わることのない人も、どんな業務を担当しているか一目瞭然ですね!

 

最初の一歩はタスク管理から

でも、いきなり会社全体の目標から落とし込んで目標を作成するのはハードルが高い・・・と思われるかもしれません。

その場合は、まず目の前のタスク管理として、PHONE APPLI VISIONを活用するのがおすすめです。備忘録のような形で、現在自分が取り組んでいる業務を設定していき、進捗や他のユーザと共有したい業務内容などを記載しておきましょう。

 

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こうして1つ1つのタスクが明確になり、必要に応じて進捗状況を更新していくことができれば、新入社員や入社して日が浅い社員がテレワークになっても、スムーズに業務を進めることができます。新入社員なら、研修期間で実施する内容や各個人が期間内で達成したいこと、1on1でマネージャが確認したいことなどを目標にすると良いでしょう。

 

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「どのような目標の書き方をすれば良いかわからない」「チームで統一した目標を作成したい」という場合には、達成基準「Measures」のサンプルもあるので、その中から部署の方向性に合ったものを選ぶことも可能です。

 

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これらのサンプルから選べるなら、手軽に目標を設定できますね!

 

さて、ここまでテレワークでもモチベーションと生産性を維持できる目標管理についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。PHONE APPLI VISIONに興味のある方は、ぜひこちらをご覧になってみてくださいね!

ではまた、次回のブログでお目にかかりましょう。

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この記事の筆者

PHONE APPLI

株式会社PHONE APPLI

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