スマホチームで行っているミーティングの紹介 2020年7月30日 プロダクトデベロップメント部 スマホチームでチームリーダやってます、高橋 篤史(たかはし あつし)です。 Phone Appliのエンジニアブログ初エントリーです。至らぬ点があるかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると幸いです。 【目次】 1. このブログを書こうと思ったきっかけと目的 2. DailyShare 3. ProjectSync 4. Welcome Meeting 5. Retrospective 6. まとめ 7. 最後に一言 1. このブログを書こうと思ったきっかけと目的 実は、初回から書くネタに困っておりました(笑)ただ、せっかくチームリーダの役割としてチーム活動のカイゼンを日々考えながら取り組んでいるので、チームで行っていることについて紹介できたらいいのかなーと思い、ミーティング(以下MTG)の紹介をしてみようと決めました。 このブログを読んでいただいた方から 「へぇー、こんなことやってる(やってた)んだ、面白そう!」 「自分のチームでもやってみようかなー」 「スマホチーム楽しそうだなー」 のような感想・感情が生まれることが理想の形となります。 前置き長くなってしまいましたね、そろそろ内容に入りましょう。 ※尚、今回紹介するMTGは現在全てオンラインで開催している内容となります。 2. DailyShare 気取った名前を付けていますが、要するに朝会です(笑)チームで毎日決まった時間に15 〜 30分のMTGを行っています。 【アジェンダ】 ・やったこと(Did) / やること(Will do) / 共有したいこと / 気になっていることをチーム全員で共有 -> 15分 ・プロジェクトやチーム活動で特別な報告 / 相談事項があれば適宜共有(なければ解散) -> 15分 【なぜやるのか】 ・毎日全員で集まることで(タスクの進捗や体調 / メンタル面も含めて)お互いの状態を確認するため 【工夫している点】 やったこと(Did) / やること(Will do) / 共有したいこと / 気になっていることを毎朝「勤務開始直後」にチャットで投稿する形にしています。勤務開始直後に行うことで、まだ頭も体も疲れていない状態で前回の勤務の振り返りや当日やることの整理をすることができます。また、直感的なわかりやすさを求めてMuralという付箋ツールを利用してDailyShareの投稿を行っています(もちろんテキストでの投稿もOKです) 運用イメージは以下です・毎日定刻にBotからDailyShare用のチャットルームに定型メッセージが投稿される ・定型メッセージにスレッドで返信する形で各自のDailyShareを投稿する ・DailyShare MTGで投稿した内容について全員で共有を行う(あれば書き忘れたことの補足も行ってOK) 3. ProjectSync 週1回1時間、進行しているプロジェクトについてチーム内で進捗や仕様について同期するMTGを行っています。 【アジェンダ】 ・(主に)PJの仕様や実装内容について、プロジェクト担当者から説明(共有) / 相談 ・動作確認できる成果物があれば実際に動作を全員で確認 ・ (あれば)チーム活動について共有 / 相談 【なぜやるのか】 ・「プロジェクト担当者しか仕様や動作わかりません」という状態を避けるため ・定期的に開催することにより、プロジェクトで起こっていそうな課題(実装方法 / 仕様の漏れなど)に気付く機会が増え、課題の早期発見 -> 解決をできる可能性を高めるため 4. Welcome Meeting スマホチームへのjoinがある度に開催されるイベントです。簡単に言えば自己紹介する会です。2020年7月末までに9回ほど開催されました。(ちなみに初回はスマホチームというチームはなく、スマホ開発に関わるメンバが集まって話すという形で2019年10月に開催されました)。 【アジェンダ】 ・各自スライドを用いて自己紹介(要事前準備) -> 30分 ・雑談(主にjoin者から既存メンバへの質問。出なければ既存メンバからjoin者へ質問) -> 30分 【なぜやるのか】 ・join者がチームに早く馴染めるように、まずは対話を大事にしたいため ・相互理解の機会を増やす(既存メンバ間でもお互いに知らないことが意外と出てくる)ため 【工夫している点】 マンネリ防止のため、自己紹介する内容は2回に1回くらい変えています。最近ネタ探しが少しずつ大変になってきました。 座談会スライドはこんな感じでテンプレを作成しています 5. Retrospective 2ヶ月に1回、チーム活動に特化した振り返り会を行っています。方法はKPT法と呼ばれるという振り返りのフレームワークを採用しています。 【アジェンダ】 ・Keep(よかったこと・継続すること) -> 10分 ・Problem(課題) -> 10分 ・Try(Keep・Problemを受けて今後やること) -> 40分 【なぜやるのか】 ・メンバ各自が感じているチームにおけるKPTの共有 -> いいことは継続する、カイゼンすべきことは具体的な行動に繋げるため ・チーム力の強化、チーム間での認識合わせのため 【今後の展望】 2ヶ月に1回だと曖昧な記憶の元で振り返りをしている感があったため、1ヶ月に1回に開催サイクルを変更予定。振り返り手法も色々と勉強中なので、新しいことをどんどん取り入れていきたいです(個人的願望) 6. まとめ 今回紹介した内容は、特にスクラム開発に関わったことがある方は馴染みやすかったかもしれません。と言うのも、スマホチームで行っているMTGのほとんどはスクラムイベントをチーム向けに転用し、チームの変化や課題に合わせて修正をしていっている形だからです。スマホチームは2020年4月にチームとしての活動を開始した新しいチームです。継続的にカイゼンすることによって、少しずつ強いチームに成長していければいいなと思います。 7. 最後に一言 「スクラムって開発だけの話では?」という疑問を抱く方がいらっしゃるかもしれませんが、スクラムは全職種で適用可能なフレームワークと言われています。 興味がある方はスクラムガイドやアジャイルソフトウェア開発宣言参考にすることによって、チーム活動をカイゼンするヒントが得られる(?)かもしれません。