PHONE APPLIの働き方に共感!さらなるウェルビーイングを目指し、感謝を“贈りあう”文化を醸成していく
エイチ・シー・ネットワークス株式会社
- 効果
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- PHONE APPLIの働き方に共感し、ウェルビーイング経営をさらに推進
- 感謝を“贈りあう”文化を醸成し、社員の活躍を可視化
- 社員同士の“顔が見える”ポータルで、コミュニケーションが円滑に
情報ネットワークシステムの設計・保守管理、情報機器製品の販売などをおこなっているエイチ・シー・ネットワークス株式会社。日立グループから独立し、現在はオリックス株式会社の連結子会社として事業を展開している。PHONE APPLIの働き方に共感した同社は、さらなるエンゲージメント向上を目指し、PHONE APPLIのツールを導入し、ウェルビーイング経営をさらに推進している。今回は導入の背景や目的、今後の展望について、同社 代表取締役社長 大江 愼一氏にお話を伺った。
社員数増加や働き方の多様化で、社員の活躍が見えづらくなった
同社は元々、旧日立電線株式会社 情報システム事業本部として立ち上がった組織だ。社名変更や会社分割などを経て、現在はオリックス株式会社の連結子会社として事業を展開している。
退職率が低かった同社だが、さらなる退職率の低下を目指し、さまざまな施策を講じた「ウェルビーイング経営」を推進するようになった。「退職率は低いものの、やはり社員が辞めていくのはつらいです。それに加え、採用活動をしても簡単に人が集まるわけではないので、リテンション対策が必要だと感じました」と大江氏は語る。
1つ目の施策は、採用について。
同社は、サービス業など多様な業種から人材を採用、育成している。採用は経験よりも人柄を重視しており、実際に入社する社員の約8割は未経験だそうだ。大江氏は「技術・スキルは重要ですが、あとから身につけられます。それよりもコミュニケーション能力を重視し、社員同士でスムーズに業務を進められる人材を採用する方が、職場環境をより良くするためには合理的だと考えました」と話す。
2つ目の施策は、人材育成について。
同社では、さまざまな制度のもと人材を育成している。例えば “ブラザー・シスター制度” であれば同じグループの先輩が、“メンター制度” であれば違うグループの先輩が業務をサポートしてくれる。この制度によって、未経験の社員であってもスムーズに業務を習得できるようになった。また、上司・部下の1on1や飲み会の補助制度なども設け、親睦を深められる機会を増やしているそうだ。
3つ目の施策は、退職率低下・エンゲージメント向上について。
今まで、社内の同好会はいわゆる “お固い” ものしかなかったが、5人以上集まれば、どんな内容でも同好会として許可することにした。同好会を作ることで、部署を超えた交流を促すのが目的だった。「どんな同好会でも会社が活動費用を補助します、と伝えた途端、サウナやフィットネスなど、たくさんの同好会が作られるようになりました。社内のコミュニケーションが活発になり、社員みんな、とても楽しそうに活動しています」。
これらの施策を進めた結果、退職者がさらに減り、事業が拡大した同社。しかし、社員が増えていくにつれ、お互いのことを知らない社員が増えたと大江氏は語る。さらに、働き方の多様化によって、社員の日頃の活躍が見えづらくなったという。「まったく知らない社員には声をかけづらいでしょうし、業務上も連携しにくい場合があります。お互いのことを知らず、活躍が可視化できないと社員のエンゲージメントもなかなか向上しないと思い、何かいい方法はないかと考えていました」。マスクをしていると顔もわかりづらいため、顔写真が登録でき、社員のエンゲージメントも向上できるツールを探していた。
また、同社はワークスタイルの多様化に応じ、本社オフィスにフリーアドレスを2022年6月に導入した。ブース席・カウンター席・ボックス席など、本人のその日の気分や業務内容で柔軟に席を選べる。多様なワークスタイルを認め、業務への自律的な取り組みを促進することで、個々の創造性を引き出す狙いもあるそうだ。
だが、フリーアドレスになったことで、誰がどこにいるか即座にわからず、社員の居場所を把握しづらくなったという。ワークスタイルが多様化しても、社員が円滑なコミュニケーションを維持できるように、社員の居場所を把握できるツールを検討していた。
社員間のコミュニケーションを円滑化でき、社員の居場所把握ができるツールを求めていた同社は、PHONE APPLIが実施するオフィスツアーや山口県萩市でのツアーに参加。そこでPHONE APPLIの働き方やウェルビーイング経営に共感したことがPHONE APPLIのツールを導入する決め手となった。
「PHONE APPLIを知り、まさにこのツールだと思いました。求めていたツールそのものだったので導入を決めた、というのもありますが、PHONE APPLIのオフィスツアーに参加して、その働き方やウェルビーイング経営に共感したという点が大きかったです」。
さらなるエンゲージメント向上のため、感謝を"贈りあう"文化を醸成
同社はPHONE APPLIのツールを導入し、さまざまな効果を感じたと言う。
働き方の多様化によって、社員の日頃の活躍が見えづらくなった同社は、さらなるエンゲージメント向上のため、社員間で感謝や称賛を"贈りあう" PHONE APPLI THANKS(以下 THANKS)を導入している。日々の業務の中で感じた感謝や称賛をカードにして"贈りあう"ことで、社員の活躍を可視化するのに活用を始めているところだ。
「さらにエンゲージメントを高めるためにも、感謝を"贈りあう"文化を醸成していきたいです」。
また同社は、プロフィール写真撮影サービスであるPHONE APPLI PICS(以下PICS)を活用して、社員のプロフィール写真を刷新している。導入してからすでに東京と茨城拠点でプロフィール写真の撮影が完了した。
「社員は撮影を嫌がるかなと思っていたのですが、蓋を開けてみれば撮影枠の90%以上がすぐに埋まりました。社員にも好評です」と大江氏は話す。今後、全社でPEOPLEにプロフィール写真を登録していく予定だ。
さらに、フリーアドレスに伴い、社員の居場所が把握しづらくなった同社は、PHONE APPLI PLACE(以下PLACE)を活用してコミュニケーションを促進している。フリーアドレスでも誰がどこにいるか、即座にわかるため、社員がその日の気分や業務内容で柔軟に席を選ぶことができ、働きやすいオフィス環境を実現している。
加えて、オフィスで働きやすくなったことで、リモートワーク制度があるにも関わらず、在宅勤務する社員が減り、出社率が向上したという。「出社を促したわけではないのに、自然と出社する社員が増えました。家より、会社で仕事をする方が楽しいみたいです」と大江氏は笑った。現在は東京と九州営業所のみでPLACE導入しているが、今後すべての営業所への展開を検討している。
今後はオリックスグループをIT面でリードしていきたい
同社は今後、親会社であるオリックス株式会社とそのグループ各社のIT部分を底上げしていきたいと考えている。
「まずはPHONE APPLIのツールをコラボレーションプラットフォームとして、オリックスグループに展開していきたいです」。加えて、将来はCisco Webex Callingを始めとした様々なコミュニケーションツールとPEOPLEを連携し、活用できるように進める予定だ。
同社は今後も社員のコミュニケーション最適化を図り、エンゲージメントを高めていけるよう、PHONE APPLIのツールを活用していく予定だ。