one to oneマーケティングの事例7選!成功例から失敗する理由まで詳しく解説します

PHONE APPLI LINER
2022.07.15

one to oneマーケティングの事例7選!成功例から失敗する理由まで詳しく解説します

「周りが導入しているので、自社でもone to oneマーケティングを導入したい」
「ただ、イメージが掴めていない。導入してもうまくいくか不安」
「企業の成功事例を参考にして、自社で導入できそうか考えたい」

本記事はこのようなお悩みを抱える企業のマーケティング担当者・経営者向けに執筆しました。昨今、インターネットの発達にともない「one to oneマーケティング」を導入する企業が増えています。

自社でも検討しているものの、イメージが掴めず、導入に踏み切れていない企業も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、「one to oneマーケティングの事例」を中心に、以下のポイントをお伝えします。

one to oneコミュニケーション効率化ツールを提供している当社が、企業の成功事例を詳しく紹介しますので、ぜひお役立てください。

「one to oneマーケティングとは何なのか知りたい」という方は、こちらの記事もご一読ください。

one to oneマーケティングの成功事例7選

では早速、one to oneマーケティングの成功事例を見ていきましょう。大手企業から自治体までさまざまな組織がone to oneマーケティングを行っています。ぜひ自社のマーケティングにお役立てください。

事例1. 山口県萩市

山口県萩市

山口県萩市は、企業と人材を流入させるために「サテライトオフィスの誘致」など、ICTを活用した取り組みを行っています。取り組みの一環として、市の総合LINEアプリ「はぎなび」をリリース。その際に「PHONE APPLI LINER」を活用していただきました。

【ポイント】

  • 行政と市民のコミュニケーションを「LINEアプリ」で円滑化
  • 市民はLINEで公共インフラの問題箇所を指摘できるようになった
  • 災害時の避難場所や市の魅力発信、ワクチン接種にもアプリが貢献

道路の損傷など公共インフラの情報提供が「行政→市民」へと一方的になっていた同市。アプリのリリース後は、市民がLINEで問題箇所を報告できるようになり、双方のコミュニケーションが円滑になったそうです。そのほか、災害時の避難場所や市の魅力発信、新型コロナのワクチン接種にもアプリが活躍したといいます。

事例2. 大和財託株式会社

大和財託株式会社

大和財託株式会社は、不動産投資や賃貸経営のサポートなど、収益不動産を活用した資産運用コンサルティングを行う会社です。

顧客とのコミュニケーション手段として「メール」を利用していた同社。しかし、事業拡大にともないターゲットへの販路拡大が必要となり、その手段として「PHONE APPLI LINER」を導入したといいます。

【ポイント】

  • 発信した情報をその日に見てもらうために「LINE」を導入した
  • すでに利用していたSalesforceとLINEを連携させ、情報の管理と配信を一元管理
  • テンプレート機能の活用によって文章作成の工数を削減

同社では、すでに利用していたSalesforceとLINEを連携。普段メールを使わない顧客とのコミュニケーションが円滑になったり、社内での情報共有がスムーズになったといいます。

事例3. Amazon

画像引用:Amazon Japan 公式

世界最大級のショッピングサイト「Amazon」の事例です。Amazonは、「世界でもっとも顧客志向の強い企業」ともいわれており、顧客とのつながりを基点としたマーケティングモデルを構築しています。

【ポイント】

  • 消費者の購入履歴にもとづいた「おすすめ商品」「関連製品」を最適化
  • 顧客の趣向に合うよう独自のアルゴリズムでWebサイトを強化
  • 徹底した施策で4P(Place、Promotion、Price、Product)を変革

Amazonの代名詞ともいえるのが「おすすめ商品」や「関連商品」の表示です。顧客の検索や閲覧、購入履歴、カートから削除した商品など、さまざまな視点から顧客分析を行っています。徹底分析によって独自のアルゴリズムを構築し、おすすめ表示を最適化しているのです。

チャネル(Place)、販売促進(Promotion)、価格(Price)、製品(Product)の「4P」が変革され、他社には真似できないマーケティングを実現しています。

事例4. ソニーマーケティング株式会社

画像引用:ソニーグループ 公式

ソニーの子会社で、家電製品のマーケティングを行っている「ソニーマーケティング株式会社」の事例です。人口減による消費者数の減少などを見据えて、根強い「ソニーファン」を増やすことを課題にあげていたといいます。その取り組みのひとつとして、「one to oneマーケティング」を行っています。

【ポイント】

  • 独自のフレームワークでファン拡大に注力
  • 商品の使い方や役立て方などの情報を定期的に届ける
  • ユーザーの興味関心をスコアリングで把握

同社では、ファン拡大のために「ロイヤリティループ」という独自のフレームワークを運用しています。いかにして商品を購入してもらい、購入後にファンになってもらうかが図式化されています。

一度購入した人に対して商品情報を定期的に送信し、コミュニケーションを図っているようです。また、Webサイトからの検索流入では、最適な情報を届けられるよう、ユーザーの興味関心を「スコアリング」で把握しているといいます。

事例5. リンナイ株式会社

画像引用:Rinnnai 公式

リンナイ株式会社は、給湯機器や厨房機器など熱エネルギー機器の製造販売を行う会社です。同社は、製品の販売だけでなくECサイト、また自社のオウンドメディアも運営しています。one to oneマーケティングを活用し、購買率が10倍以上にアップしたようです。

【ポイント】

  • 「消費者と積極的に接点をもちたい」という気持ちが強い
  • 自社サイト登録者の行動を分析し、最適な情報をメルマガで配信
  • 登録者の行動に応じてECサイトとオウンドメディアに誘導

リンナイは、「消費者と積極的に接点をもちたい」という考えから、ECサイトからオウンドメディアまで幅広い媒体を運営しています。

自社サイトの登録者の行動を分析し、顧客を抽出、反応が良かった人だけにメルマガで情報を届けているそうです。また、登録者の行動に応じてECサイトとオウンドメディアに分けて誘導しているといいます。

事例6. 世田谷自然食品

画像引用:世田谷自然食品 Facebookページ

世田谷自然食品は、「自然の恵みをお届けします。」をキャッチコピーに健康食品を販売する会社です。同社では、one to oneマーケティング促進のために「MAツール」を導入したようです。

【ポイント】

  • 以前より既存顧客に対するメールでのアプローチを実践
  • メールマーケティング業務を効率化するために「MAツール」を導入
  • 消費者に合わせて最適なタイミングでメールを送信できるようになった

以前より、消費者が商品の定期コースを続けてもらうために、メール配信を行っていた同社。しかし、業務の複雑化にともない「MAツール」の導入に踏み切ったそうです。

導入後は、メールをクリックした人の購入までのプロセスを把握でき、最適なタイミングでメールを送れるようになったといいます。結果、メール配信の工数が50%削減、売上も向上したようです。

事例7. すかいらーくグループ

画像引用:すかいらーくグループ 公式

すかいらーくは、「ガスト」や「バーミヤン」などのファミレスチェーンを運営するグループ会社です。同社では「POSデータ」を用いたone to oneマーケティングに成功しています。

【ポイント】

  • POSデータから顧客を分析し、最適なクーポンを配布
  • クーポンの種類だけでなくタイミングまで細かく設定
  • 広告宣伝費が前年比で10%削減

同社では、POSレジから取得した「POSデータ」から、年代や性別、居住地などの顧客属性を分析し、最適なクーポンを配布。顧客ごとにクーポンの種類を変えるのはもちろん、送るタイミングも選別しているといいます。結果、広告費が前年比で10%削減できたようです。

one to oneマーケティングがもたらすメリット

具体的な事例を紹介しましたが、そもそもone to oneマーケティングにはどのような利点があるのでしょうか。導入にあたって、特に押さえておきたいメリットは以下の3つです。

  1. マーケティングの費用対効果の向上
  2. ツールの併用で大幅な業務効率化につながる
  3. 顧客との信頼関係を築きやすい

one to oneマーケティングは、消費者の興味関心に合わせた広告のみを表示させます。「そもそも興味がない」という層にアプローチしないため、クリック率や購買率が高まりやすく、マーケティングの費用対効果の向上が期待できます。

「ICTツール」との相性が良いのも、one to oneマーケティングの魅力です。顧客の行動履歴を即座に把握できたり、メッセージ送信がスムーズになるなど、大幅な業務効率化を期待できます。

またone to oneマーケティングでは、顧客が求めている情報だけを送るため、相手に不快感を与えにくいです。企業に対する安心感が育まれることで、良好な信頼関係が築かれやすくなります。

one to oneマーケティングが失敗する理由

one to oneマーケティングのメリットには多くのメリットがありますが、失敗事例も少なくありません。では、なぜone to oneマーケティングに失敗してしまうのか。その理由をいくつかご紹介します。

  1. リード(見込み顧客)の数が少ない
  2. 導入ツールが多すぎる
  3. アクティブユーザーにしかアプローチできていない

1. リードの数が少ない

1つ目は、リードの数が少ないことです。one to oneマーケティングでは、メール配信などで顧客とコミュニケーションを取り、クリックや購買につなげます。

ただ、そもそもリードが少なければ、メールの送信対象が限定的になり、購買率向上は難しくなるでしょう。そのため、Web広告やコンテンツマーケティング(記事や動画、メルマガなどの配信)等で一定数のリードを獲得しておくことが大切です。

2. 導入ツールが多すぎる

2つ目は、導入ツールが多すぎることです。one to oneマーケティングを効率化するツールとして、チャットツールやCRM(顧客管理システム)、MAツールなど多種多様なツールがあります。

ただ、多数のツールを同時に運用すると管理に手間がかかり、かえって非効率になってしまう可能性があります。そうならないためにも、ツール数を最小限に抑えるようにしましょう。

3. アクティブユーザーにしかアプローチしていない

3つ目は、アクティブユーザー(頻繁にアプリやサービスを利用している人)にしかアプローチしていないことです。これはメール配信をする際に起こりがちな失敗例です。

顧客にメールを送る際、システムにメールアドレスを登録します。その際、「アクティブユーザーだけ登録しよう」と考え、休眠ユーザーをほったらかしにしてしまうのです。

当然、それではアクティブユーザーしか育ちません。たしかにアクティブユーザーの存在は大切ですが、自社商品の購買率の底上げをするためには、「休眠ユーザー」をいかに引き上げていくかが重要になります。

【ツール紹介】one to oneコミュニケーション促進なら「PHONE APPLI LINER」がオススメ!特長や機能とは

One to Oneコミュニケーションで顧客とのエンゲージメントを高める | PHONE APPLI LINER

one to oneマーケティングを円滑に進めるためには、ツールの一元化が重要です。そこでオススメしたいのが、当社の「PHONE APPLI LINER」です。同製品の特長や機能をかんたんにご紹介します。

  • SalesforceとLINE、SMSをつなぐマルチSNSアダプターとして利用できる
  • Salesforceのデータを元に顧客をグループ分けし、顧客に応じてメッセージを配信
  • 顧客からのメッセージに応じて自動でメッセージを配信する「チャットボット」機能も搭載
  • 複数のLINE公式、SMSアカウントを紐付けられる
  • メッセージのテンプレート設定により自動化を促進

社内でSalesforceやLINEを利用している場合、PHONE APPLI LINERが便利です。ツールごとに分散した情報を集約し、顧客に応じて最適なメッセージを送ることができます。「one to oneコミュニケーションに課題がある。最適化したい」という企業にはおすすめです。

【まとめ】one to oneマーケティングの事例

本記事では、one to oneマーケティングの事例について、以下のポイントを中心にお伝えしました。

  • one to oneマーケティングは、大手企業から自治体まで幅広く導入されている
  • one to oneマーケティングには、費用対効果の向上、業務効率化などのメリットがある
  • 失敗理由として、リードの数が少ない、導入ツールが多すぎる、アクティブユーザーにしかアプローチしていないことが考えられる

one to oneマーケティングでは、顧客と密なコミュニケーションを取りながら購買率アップを狙えます。しかしながら、準備不足によって失敗してしまう事例も少なくありません。

リード獲得やツール数、どの層にアプローチするのかなど、綿密に考えながら運用することが大切です。ご紹介した事例も参考に、ぜひ自社のone to oneマーケティング導入にお役立てください。