2023年3月 1日 11:00

PHONE APPLI NEWS Vol.7 社会人1年目を振り返る、成長しやすい環境とは。

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もうすぐ「社会人2年目」になる私

1月2月、あっという間に終わってしまいましたね。「一月往ぬる二月逃げる三月去る」正月から3月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを表した言葉です。新卒で入社してからもうすぐ一年。先ほどの言葉通り4月があっという間に来てしまうと、社会人としてまだまだ未熟な私にも後輩ができるようです。大丈夫でしょうか...(笑)


さて、皆さん、2023年はどんな年にしたいですか?
2022年を振り返ってみると、より目標が明確になるかもしれませんね。


私は、元旦の朝に、初日の出を拝みながら祈願しました!家族や友人の健康、美味しいものが沢山食べられますように!など思いつく限り、天照大神にゴマをすっておきました!(笑)その他にも、理想の自分に近づくために必要なこと、達成したいことなど、自分に喝を入れました。その中でもいちばん出来るかな〜と危惧しているのは、「先輩らしくがんばる。」ことです。2022年を振りかえると、去年はドキドキしながら入社式に参加し、ウキウキしながら新人研修を受け、四苦八苦しながら配属後の業務をこなしてきました。振り返れば色々あった一年ですが、私はどれだけ成長したのだろうか。ふと、そう思いました。


そこで、先日同期と振り返ってみました。
成長したこと、しなかったこと。なぜ成長できたのか、できなかったのか。


自分たちの経験値を振り返り、成長因子を明確にすることで後輩たちが無駄な失敗をせず、伸び伸びと成長してくれることにも繋がると思いました。そこで今日は、22卒の新卒が「社会人1年目を振り返り見えてきたこと」をお話ししたいと思います。またそこから、4月から入社してくる新卒に対してのアドバイス、社会人2年目の先輩として後輩にどう接すればよいかなど、ざっくばらんにお話しします。新卒(若手社員)が上司や先輩にどう接して欲しいと思っているかのヒントにもなると思いますので、これから同じチームや部署に新卒を迎え入れる可能性がある方も是非参考にしてみてください!!

社会人1年目を振り返り見えてきたこと


朱本


私の同期、廣瀬くん。まずは、自己紹介をお願いします。


廣瀬
同期:廣瀬


はい、営業の廣瀬です。学生時代は大好きなテニスに熱中していました!

あまりにもサッパリした自己紹介だったので、彼の人柄がわかる情報を勝手に付け加えさせていただきます!
こちら、社内報に載っていた廣瀬くんの自己紹介。彼は、「信頼できる人」になりたいとのことです!
「社内外から信頼してもらえる人間になりたいです。頼もしい、あの人に任せておけば大丈夫、そう思ってもらえるような人になりたいと思っています。信頼は一朝一夕で得られるものではないし、失うときは一瞬なので、気を引き締めて謙虚に真摯に仕事します。」


朱本


ありがとうございます。配属後は営業として頑張っている廣瀬くんですが、社会人1年目を振り返ってみていかがですか?


廣瀬
同期:廣瀬


時間の流れが早かったです。え、もう2年目になっちゃうのって感じてますね。


朱本


わかる~!あっという間に1年が経ったよね。廣瀬くんはこの1年で成長したと思えることはありますか?


廣瀬
同期:廣瀬


自信を持って成長した!と言えるのは社会人としての振る舞いだと思っています。社会人マナーとしての電話の受け答え、メールの返信の仕方、対面での所作。その他にも、WEB会議に於いての進行の仕方など。


朱本


確かに振る舞いを見ていると、どんな相手にも落ち着いてしっかり対応してるイメージがあるかも。


廣瀬
同期:廣瀬


いやでもね、内心焦ってるときも結構あって。特にWEB会議で自分が商談をするとき。最初の頃は、目の前に相手が居ないから緊張感が薄れるし、自分の手元にメモを置いて安心して望めるWEB商談の方が好きだったんだけど、今は逆に対面商談が好きになったかも。


朱本


カンペがあると安心するよね。就活の時とかもWEB面接の時にやってたな〜(笑)でも、なんでWEB商談よりも対面商談の方が落ち着いてできるようになったの?


廣瀬
同期:廣瀬


単純にカンペが必要では無くなったから安心して望めるようになったのが大きいかな。よくある質問に関してはある程度答えられるようになったし、同席してくださる先輩に話を振ったり、どうしても分からない質問は持ち帰って後日回答させてもらったり、商談の進行を焦らずにハンドリングできるようになったからだと思ってます。自分に余裕ができてからは、相手を意識できるようになったため、相手の顔や反応が見えづらいWEB会議の方が難しいと感じています。


朱本


投影資料ばかりが大きく表示されたり、相手のカメラがオフだったり、オンだったとしても小さい画面で反応が見えづらいよね。そんな廣瀬くんから後輩へ、製品知識や商談のハンドリングを効率よく習得するためにアドバイスはありますか?

後輩へ「働き方」のアドバイス


廣瀬
同期:廣瀬


もちろん勉強で知識を蓄えることは避けて通れない道だし、時間や熱量をかけて取り組み、場数を踏むことは大事だと思います。だけど、時間や機会は限られているからいかに無駄を省くかを意識していましたね。


朱本


無駄を省いた働き方ってどういうこと?


廣瀬
同期:廣瀬


例えば、出社日はメンターの先輩と揃えて、席も隣に座らせてもらっていました。テレワークでは見えてこない先輩の言動が分かるし、特にWEB会議だと画面に映る顔しか見えていなかったけれど、その裏側で先輩が何をしているのかを真横で学ぶことができるのでオススメです。


朱本


石川先輩&廣瀬くんコンビは配属後の3ヶ月間は同じ日に出社して、ずっと隣に座ってた印象が強いけど、そういう意図があったんですね!世の中的にも、オフィスワークとテレワークを組み合わせたハイブリッドワークを推奨する会社が増えてるよね。


廣瀬
同期:廣瀬


ハイブリッドワークを行う上での課題は、勤怠管理の難しさやコミュニケーション不足ってよく聞くよね。


朱本


確かに出社してもタイミングが違ったり席が遠いと、先輩の仕事ぶりを観察できないのは勿体無いもんね。


廣瀬
同期:廣瀬


その点、PHONE APPLIでは、PHONE APPLI PEOPLEで全社員の予定表を管理したり、勤怠システムやフリーアドレスの導入で、ハイブリッドワークにも対応した働き方の実現ができていて若手社員でも成長しやすい環境だな~と感じてますね。

後輩へ「失敗回避」のアドバイス


廣瀬
同期:廣瀬


その他にも、質問リストを事前に準備するようにしてました。事前のヒアリングに加えて、過去の商談内容やインサイドセールスが残したメモをみて準備することで以前はテンプレのような説明しかできなかったけど、提案ができるようになりました!ただ・・・最近気が付いて反省していることがあって・・・


朱本


反省していること・・・?


廣瀬
同期:廣瀬


それは、商談中の変わりゆく状況に対応できなかったこと。お客様には多分こんなニーズがあってこれを提案したら喜んでくれるはず!など、自分の中で仮説立てて商談に望んでいたことが原因なんだ。良くも悪くも、事前準備に注力してこだわり過ぎたことで、その仮説に沿った提案に持っていくための質問をしたり、お客さんに言わせたい言葉を意識して商談を進めて行くだけでは独り善がりの提案だったなって反省しているよ。


朱本


それじゃあ、廣瀬くんの2023年の目標は、商談中の変わりゆく状況に対応できるようになること?


廣瀬
同期:廣瀬


そうだね。今でもゆっくり考えれば発言や気付き、反応はできると思っているんだ。けれども、引き出しをたくさん作っても臨機応変に対応するのは難しいと感じていて、すぐ取り出せるところに引き出しがない状態を脱却したいと思っているよ


朱本


提案や言葉がパッと出てこないことがよくあるよね。


廣瀬
同期:廣瀬


なんですぐに思い出せないんだ!って悔しくて脳について調べたんだけど、ある研究によると、全てを情報記憶に使った場合、人間の脳のネットワークは理論上2.5ペタバイトらしいよ(1PB=1,000TB)。人生の全てを記録しようと思うと足りないし、すぐに取り出すには膨大な情報だし、人間の脳って取り扱いが難しいよね。


朱本


気になって調べるところが廣瀬くんっぽい(笑)。すぐに取り出せる引き出しにするには、大きな情報として脳に格納するのがオススメだよ!」


廣瀬
同期:廣瀬


それで言うと、一人で業務しているときに見聞きした内容より、同期や先輩と話したときの内容だ!みたいに大きな情報をトリガーに思い出すことは多いかも。


朱本


後輩に接する時は、質問しやすい環境や機会を作ってあげるのはもちろん、キーワードとなり得るインパクトのある言葉や事象も一緒に付け加えて記憶に残るようにサポートしてあげるといいかもね。


廣瀬
同期:廣瀬


そうだね、自分たちの経験を踏まえて、後輩が効率よく成長できるようにサポートしていきたいよね!経験するのは自分たちだけではなく後輩も同じだから、お互いに意見しながら関わり方や業務方法を柔軟にブラッシュアップして行くのが大事だと思う!みんなで一緒に成長したいよね!

いかがでしたでしょうか。廣瀬くんとの対談は話が尽きず(途中からは雑談に、笑)今回は振り返りの一部を抜粋してご紹介しました。この他にも、社会人1年目を振り返って気が付いた事はたくさんあり、また機会があれば皆さんにもご紹介できればと思っています。最後まで読んで下さりありがとうございました〜!!

<参考文献>
https://www.sciencealert.com/wildly-fun-new-paper-compares-the-human-brain-to-the-structure-of-the-universe

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この記事の筆者

朱本 楽音

朱本 楽音