グループシナジーを生み出すためのDXとは? -ハイブリッドワーク時代の組織連携の在り方-

イベントレポート
2021.11.18

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1. シナジー創出にはネットワークの可視化が必要

2. 組織のシナジー効果を生むことがなぜ重要なのか

3. コミュニケーション×モチベーションでイノベーションを生み出す

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新規事業やM&Aなどによって組織が拡大していく中で、より高い成果と付加価値の創出を目指すためには、「シナジー効果」の最大化が必要だといわれております。しかし、組織が大きくなればなる程、シナジーを生み出すはずのリソースが点在してしまい、期待していた成果になかなかつながらないという課題に直面するケースも多いようです。

今後、リモートワークとオフィスへの出社が混在する「ハイブリッド」な働き方がスタンダードになる中で、「組織の連携」をどう担保していくかが、より重要なテーマになっていくことが予想されます。

本セミナーでは、情報やリソースをシェアしやすい環境をどのように整え、いかに現場からのボトムアップでシナジーを創出していくか、社内外のネットワークに注目しながら議論いたしました。

シナジー創出にはネットワークの可視化が必要

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久永氏:グループシナジーを創出するには、コミュニケーションやネットワークの可視化が非常に重要になってくると考えられます。シナジーをいかに生み出していくかということに関しては、コミュニケーションの質やスピードが非常に重要です。その中でも、誰が社外のどういう方と今どのような形でお会いしているのか、自社内やグループ内のメンバーやその接点の情報などをいかに可視化できるか、いかに活用できるかということによってコラボレーションできるコミュニケーションの幅というものが広がっていくと考えられます。

組織のシナジー効果を生むことがなぜ重要なのか

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久永氏:組織のシナジー効果を生むことがなぜ重要であるのか、外部環境から整理していきたいと思います。1つは中長期的な視点で見ていきますと、日本企業のM&Aがコロナ以前よりも加速し、今年の上半期は過去最多の件数となっています。一方、DXによって働き方がハイブリッドになっているというのは皆様も実感されているかと思います。昨年からコロナの状況によって否応なしに働き方を変えざるを得なかったというところと、アフターコロナを見据えて従来の働き方に戻ることはないだろうということを感じているところかと思います。

中川:PHONE APPLIでもあらゆることが変わりましたが、一番わかりやすいところで言いますとオフィスの在り方が大きく変わったかと思います。今までですと、必ずオフィスに来るものだという前提の組織設計でしたが、オフィスに来なくて当たり前だという組織設計に変わりました。

コミュニケーション×モチベーションでイノベーションを生み出す

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中川:グループシナジーを生み出すためのDXと本セミナーは題させていただきましたが、このシナジーを目的から逆算すると「イノベーションをおこす」ことが目的になるのではないかと考えられます。当然、企業を合併やM&Aをしていく中では、経営者や株主の皆様は新しい価値を生み出すことを期待しているのではないかと思います。では、このイノベーションをおこすために何をすればいいのかというと、我々が今定義しているのは社員同士のコミュニケーションストレスを極小化し、モチベーション高く働けることとしています。そのために「ルール」、「ツール」、「プレイス」の3つの軸で施策や、ツール、オフィスのつくりなどを適材適所配置していくのが重要だと我々は考えております。

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