Z世代のリアルな目線で「ウェルビーイング」を自由に語る「シアワセ会議」

ウェルビーイング
2022.11.28

Z世代のリアルな目線で「ウェルビーイング」を自由に語る「シアワセ会議」

Z世代のリアルな目線で、世の中のトレンドを交えながら「ウェルビーイング」を自由に語る
連載「シアワセ会議」が今月からスタートします。

考える時間を共有する、そんなブログ

私はブログを書く、そして、そのブログをあなたが読んでいる。
当たり前ですが一方通行です。一方的に語るのは、なんだか寂しいと感じてしまいます。
ちなみに私はどちらかというと聞き上手。さて、どうしましょう。笑


一方的に熱く「語る」だけでは人の心は動かないと経験から学びました。
具体的には病院で患者さんと接する機会から学びました。
というのも筆者は元ナースでして、患者さんの話を聞けば聞くほど、患者さんは私の話も聞いてくれる傾向があるんですよね。
不思議ですね。相手をリスペクトしながら本音を言い合うことで、自然と会話の解が得られるのかもしれませんね。


この場は、私と皆さん(読者の方)でウェルビーイングをキーワードに考える時間を共有する=会議。名付けて「シアワセ会議」だと思いたいです。そんな気持ちで書いています。

この場を訪れて下さった方には、文章を読み進めながら「なるほどね。へぇ。」と相槌をうったり、「君はそうゆう考えなのか。僕はこう思う」と意見や気持ちを頭の中で発したり、時には「それはちゃうやろ!」とツッコミをしていていただきながら、考える時間の共有を楽しんでいただけると嬉しいです。

看護学生時代に気付いたこと

ここで少しばかり、私の自己紹介をさせて下さい。大学では看護学を専攻し、実習に明け暮れる大学生活でした。(当時は徹夜続きで全然ウェルビーイングじゃなかった!)その中で、人の健康・前向きな生活をサポートするには「身体的」「精神的」「社会的」これら3つの要素全てが満たされていることが大切だと痛感しました。

ウェルビーイング



実はこれ、ウェルビーイングを構成する要素なんですよね。

ここで一つ問題です。
Q「入院中の患者さんが一番不安なことは何だと思いますか?」


正解は「退院後、職場復帰(社会復帰)できるかどうか」です。
あくまで個人的な体感ですが、本当にこの相談が多いんです。もっと言うと、病院は閉鎖空間です。入院中は仕事が継続できないこと、社会との関わりが持てないことへの不満が募り、「社会的」欲求が満たされない状態=完全なウェルビーイングな状態は作り出せない環境なのです。

もちろん病気は治るのか、余命はどれくらいなのか、その他にも様々な理由で患者さんは不安を感じています。
しかしながら、「身体的」「精神的」「社会的」これら3つの要素が1つでも欠けると患者さんは健康を取り戻したとは言えないのです。要するに、バランスが大切ってことですね。

病院の外に目を向けてみると...

一方で、病院の外での生活、あなたの生活に置いてはどうでしょうか?

  • 仕事はがんばってる。ある程度評価されて満足しているけれども、休みが欲しいなあ。
  • 急に子どもが熱を出して休んだら、会社の人にイヤな顔されて肩身が狭い。
  • 家事や子育て、親の介護にも追われて自分の時間がない。
ウェルビーイングな状態を保つのって意外と難しいのではないでしょうか?

IT業界に就職したワケ

病院では医師が病気を治すプロだとすると、看護師は患者の心身の健康を促しウェルビーイングな状態を支援するプロです。
その看護師が、病院の外でウェルビーイングな状態を支援したらどうなる?
世の中にバランスの良いウェルビーイングな状態を創り出すきっかけになれる?そんな想いで、100人いた同級生のうち唯一私だけが一般就活を経てIT業界に就職し、今に至ります。私の目標は「すべての人の健康をサポートし、彼らの人生を豊かにすること」です。

最後にひとこと

「ウェルビーイングとは何なのか」明確な答えを持っているわけではありません。
看護師国家資格を生かして企業のウェルビーイングの在り方を研究していますが、日々の気付きを皆さんと一緒に共有し、探ることができたらと思っています。
いつでも、シアワセ会議にご参加くださいね!