PHONE APPLI NEWS Vol.8 【社内のお悩み解決!】新システムの導入後、利用率を上げるには?

Z世代新卒の日常
2023.03.15

時短×テレワークでマネージャーに挑戦!

新卒メンバーと一年を振り返る企画、第二弾!

前回は営業の廣瀬くんと社会人1年目を振り返り見えてきた「成長因子」についてディスカッションしました。今回はエンジニアの松井くんと「プレゼンスの高め方について」話していきたいと思います!制度やシステムの導入など「社内で新しいことをはじめるとき、どうすれば利用率が上がり、更には定着するのか」悩んでいたところ、松井くんからアドバイスや刺激をもらえました!そこで、今日はその内容を皆さんにもシェアさせていただきたいと思います!

ちなみに、松井君もブログ記事を書いているそうです。話し上手で知識の豊富な彼のエンジニアブログはこちら!見て損はないので、ぜひご覧ください!

プレゼンス(Presence)
プレゼンスは直訳すると存在、存在感という意味ですが、ここでは影響力をもったり、必要な場面で周りからの注目を集めるなど広義の意味で使わさせていただきます。

自己紹介とSEの仕事について!


朱本


私の同期、松井くん。まずは、自己紹介をお願いします。


松井
同期:松井


インターナルデベロップメントの松井元(Matsui Hajime)です!社内に潜む課題や非効率な業務を発見し、それらを解決もしくは効率化するための仕組みを作る仕事をしています!


朱本


課題を見つけて効率化。しかも、その仕組みづくり・・・なんだか難しそうですね。


松井
同期:松井


そうだね、業務の流れとしては①社内課題を見つける ②企画立案・提案 ③システム構築 ④社内リリース ⑤自社実践 ⑥製品化って感じかな。PHONE APPLIの強みの一つは自社実践だと思うんだけど、でもやっぱり、社内リリースして自社実践したり、さらには製品化まで辿り着くのは難しくて、やりがいもあるけど製品化する大変さを痛感した1年だったかも。


朱本


松井君が社内リリースした仕組みもいくつかあって新卒1年目なのにスゴいよね!あれって、松井君が主体だったの?


松井
同期:松井


有難いことに自社実践で好評だったシステムに関しては製品化する予定もあるんだ。もちろん上司やチームのみんなと一緒に作り上げてきたものだけれど、自分主体で責任をもってやってきたことだから、すごく嬉しいんだよね!お客様が喜んで使ってくれると思うと楽しみだな~!


朱本


社員全員が使っているオフィスの座席予約ツールのリニューアル!これも松井君だよね。空席状況とその座席の位置、誰がどこを予約しているのかが一目でわかったりなど使いやすいUIデザインにリニューアルして便利になったと感じてるよ!


松井
同期:松井


そう言ってもらえると嬉しいな。納期がトータル2週間っていう短い期間だったから、社内リリースに向けて急ピッチで対応したのを覚えているよ・・・実はこの時、ある壁にぶち当たって大変だったんだよね。エンジニアだからシステムを構築する中で知識や技術不足で大変なことは日常茶飯事だけど、自分ではどうしようもできないと思ったことが一つだけあるんだ。

エンジニアとしてぶち当たった壁は○○だった!


松井
同期:松井


意外にも、そのぶち当たった壁はデザインだったんだ。


朱本


エンジニアにもデザイン力って問われるの?


松井
同期:松井


WEBアプリケーションのように見えるモノを作るとき、デザインは重要なんだ。いくら高度な機能を搭載したシステムでも使い勝手が悪いと、結局ユーザーは使わなくなる。それじゃあ意味がないからね。

利用率を上げるには?


朱本


松井君のスゴさはエンジニアとしてシステム構築の有能さだけではなくて、プレゼンスの高さもあると思ってるんだけど、自覚ある??


松井
同期:松井


ん?・・・ないなあ。


朱本


例えば「ライスボウル」っていう企画!完全にひとりで作り上げて社内リリースしたって聞いたけど、全社員に浸透してる取り組みになっていて、個人的にプレゼンスって大事だなと思わされた事例だったの!

ライスボウルとは
定期的に配信されるアンケートに答えるだけで、自分のPHONE APPLI PEOPLEのプロフィール欄にその回答が反映されるというシステム。例えば「たけのこの里派?きのこの山派?」「好きなおでんの具は?」のように誰でも気軽に答えられる問いになっています。これにより、プロフィールを見る機会を増やしたり、人柄も垣間見えるので話のきっかけになったり1on1のアイスブレイクにも活用できます。現在、自社実践中で大好評です!さすが松井先生!


松井
同期:松井


周知の仕方は大事にしているかな。知らないと使ってもらえないからね。


朱本


社内リリースの時に、松井君の想いやコンセプトなどの説明も添えてあって素敵だなと思った。例えば、ライスボウルの名前の由来とか!

ライスボウル 名前の由来 (松井君の想い)
①おにぎりの好きな具は人によって全然違う。だからこそ同じ具が好きな人がいたら嬉しい。
②一つ一つの回答は小さな要素(米粒)でしかないけど、この取り組みを会社全体でやることで一つのチームとしてまとまっていきたい(米粒が集まっておにぎりになる)という気持ち。
③サラダ・ボウル社会をリスペクトして!


松井
同期:松井


想いを伝えることは、相手の記憶に残りやすくなったり、共感や応援を得やすくなったりするよね。そうすることで、結果的にシステム利用率がグッと上がるから、周知方法の選定は甘くみてはいけないんだ。


朱本


システムを作った後も、気を抜いたらダメってことだね!その他にも、使い続けてもらえる工夫をしてるよね?


松井
同期:松井


そうだね。全社員の見ているチャットや掲示板で、適宜色んな利用方法を提案したり、楽しんでもらえる企画をしたりしてリリースしたシステムの存在はアピールし続けているよ。例えば、最近だとバーチャートレースかな。

ウェルビーイング


朱本


あれ楽しかった!仕事の合間に見れる短い動画で、自分が入れた具を応援しちゃったし、PEOPLEで仲間探しちゃった!


松井
同期:松井


楽しんでもらえてよかった?!利用者のフィードバックや生の声は、やっぱり改善に役立つから積極的に回収しているんだ。


朱本


定期的にアップデートしてどんどん使いやすくなってるし、要望があったら短期間ですぐ対応してるイメージがあるけど、どうやって取り組んでるの?


松井
同期:松井


手段を多く持っておくことが大事。普段から世の中のトレンドだけでなく社内のトレンドも意識したり、色んなツールを日ごろから触って学んでおくことで対応の初速度が変わると思うよ。


朱本


社外と社内のトレンド...対応の初速度...。これってシステムエンジニアに限らず、どの部署の人にも言えることかもね!松井くん今日はありがとう!勉強になった!

私と松井君の対談はいかがでしたか?新しい制度やシステムの導入などを検討している方、また既にした経験のある方など色々な立場の方がいらっしゃると思いますが、「社内で新しいことをはじめるとき、どうすれば利用率が上がり、更には定着するのか」という点は、大なり小なり共通しているお悩みではないでしょうか。ご自身の会社や組織に合ったプレゼンスの高め方を考えるヒントになれば幸いです!