PHONE APPLI NEWS Vol.4 恋愛から学ぶ、遠距離オフィスの成功法。その先にある未来とは。
自然と歴史に溢れた素敵な場所「萩」
先日、広島の実家に帰省した際に、ドライブで山口県萩市にお邪魔しました。萩市でゲストハウスを営む知人に会いに行ったのですが、自然と歴史に溢れた素敵な場所でした。ゲストハウスは古民家をリノベーションしたもので、フローリングではない無垢材の廊下を歩くと、足裏から年季の入った木の温もりや質感を感じました。また、そのまま残された家や家具の一部からは、これまで生活していた人の暮らしを感じることができました。個人的には、壁に残された子供が描いたであろう落書きが好きでした。
偶然にも、山口県萩市にはPHONE APPLIのオフィスがあります。なんとそのオフィスは歴史的建造物である「萩・明倫学舎」の中。かつて日本を大きく変える原動力となった山口・萩。「若者達を育て活躍の場を与えた歴史と伝統のある萩から世界へ」という想いから、PHONE APPLIはこの地にアプリケーション開発センターを開設しました。
萩・明倫学舎とは
かつて明倫小学校として使われていた校舎を改修整備して誕生した歴史的観光スポットです。明倫小学校は明倫館(めいりんかん)の跡地に建っており、現存する木造校舎としては日本最大規模で廊下の長さは約90mにも及びます。
明倫館とは
長州藩の人材を育成することを目的として、毛利家によって造られた藩校。
水戸藩の弘道館、岡山藩の閑谷学校と並び、日本三大学府の一つです。
1,000km先にある「遠距離オフィス」
PHONE APPLIのオフィスは東京都港区「神谷町」と、山口県萩市「明倫学舎」にあります。その2つのオフィスは、なんと「1,000km」も離れており非常に遠い距離です。遠距離恋愛ならぬ、遠距離オフィスですね。ちなみに私の同期は、神谷町オフィスに13人、萩オフィスに5人います。
国内や海外に複数の活動拠点がある場合、このようなお悩みはありませんか?
・ 一度も対面で会ったことがない人との仕事は、正直やりにくい。
・拠点間のコミュニケーションを活発にするのは難しい。
・地方と都心では、働く環境やキャリアに大きな差がある。
もちろん、PHONE APPLIでも物理的に離れた場所で働く同僚や上司とコミュニケーションを取りながら業務を行う機会は多いです。しかしながら、上記のような悩みを持っている社員は少なく、困ったなぁ~と感じることは殆どありません。また、私自身は萩メンバーには会ったことがありませんが、上司や先輩とはもちろんのこと、同期同士で非常に仲の良い関係が築けています。では、一体どうやってこれらの悩みを解決しているのか。今日は東京オフィスに勤務する新卒メンバーと、萩オフィスに勤務する新卒メンバーそれぞれの意見を交えて地方と都心で組織が成長するヒント」をお伝えしたいと思います!
地方と都心、見えてきた新卒の本音。
まずは萩メンバーに地元で働く理由を正直ベースで質問してみました!
Q1.地元で働こうと思った理由は?
萩で働くメンバーのほとんどが、地元山口県やその周辺の地域出身です。萩で働こうと思った理由を聞くと、「コロナが流行っていたのと家族の近くで働きたかった。」「住み慣れた場所で安心して働きたかった。」とのことでした。
Q2.なぜPHONE APPLIに就職したの?
「住み慣れた場所で安心して働けることと、キャリアアップを両立できる数少ない職場だったからです。」
「世界で通用するプログラマになる夢に向かって、環境や教育体制が整っているから。」
「首都圏と給料差がなく、福利厚生がしっかりしているところが魅力的でした。」
確かに、住み慣れた地元で家族と過ごしながら、キャリア的にも経済的にも自立できる環境ってありがたいですよね。しかも、世界で通用するプログラマスキルを学ぶことができるって夢がありますよね。萩メンバーと東京メンバー間で大きな違いがあるとするならば、車通勤か電車通勤かくらいな気がします・・・(笑)
萩市では、次の社会を担う子どもたちの「グローバルIT人財の育成」を推進しており、PHONE APPLIは働き方改革のリーディングカンパニーとして、その想いの実現のために萩にオフィスを開設しました。新しい働き方を実現できる人財の拠点や育成だけでなく、就職の選択肢を増やすことで若者の流出を防ぎ、長期滞在や永住といった可能性を広げることにもつながっています。
萩・東京メンバー双方に意見を聞いてみました!
Q3.離れた場所で働く同僚や上司とコミュニケーションを取る時など、拠点間のやり取りで感じることは?
「拠点が違うと業務や様子が見えづらくなるという懸念が生じますが、サイネージでリアルタイムに東京オフィスの様子が見れるので、同じ空間に居るような感覚で仕事をしています。」
「業務を進める上で、コミュニケーションを取りたい相手に関係する必要な情報はPHONE APPLI PEOPLEで常に可視化されているので、何か連携したいと思った時、コミュニケーションを取りやすい環境は整っていると思います!」
「会議室に設置された最新の設備を使えば、会議室全体の様子が見えたり、発言者の顔が自動でクローズアップされたり楽しい!お互いの働く様子や表情を読み取りながら会議ができるので意思疎通が図りやすく、心理的距離の近いコミュニケーションを取り合えているのではないでしょうか。」
「拠点間のやりとりに限らず、リモートワーク時にもチャットやweb会議をすぐに始めることができるコミュニケーションを取るツールが整っているので、特に困った点はないですね。」
環境さえ整えてしまえば、リモートワークも複数拠点も大きな差はないのかもしれませんね。これからの時代、距離に囚われない働き方を実現するためにはDXが必要不可欠であると言われています。しかし様々な機器や制度を導入するのは「時間」「労力」「費用」すべてにおいて莫大なコストがかかりますよね。ぶっちゃけ、DX担当者の方、情シスの方、総務の方、決裁権者の方・・・皆さんそれぞれ相当大変ですよね。お疲れ様です。
そんな悩める皆さんには、ぜひ一度「PHONE APPLI PEOPLE」の良さを体験していただきたいと弊社新卒メンバーの話を聞いて強く思いました。コミュニケーションを取りあうツールがひとつあるだけで仕事の効率や、社員同士の心理的安全性はグッと高まります!!
Q4.最後に、質問ではないですが萩の町やオフィスのアピールポイントをどうぞ!
「オフィスは萩に合わせて全体的に緑や木を取り入れていたり、オフィスの各エリアにも萩に由来した場所や偉人の名前がついていたり、とても地域に密着したオフィスになっています。一方で、機能的な部分もあり先進的で働きやすい、とてもギャップがあるオフィスだなと思います!」
「明治維新を感じられる!畳石、萩焼などを取り入れた斬新なオフィスです!」
新卒メンバーの皆さん、貴重なご意見ありがとうございました!
遠距離オフィス、その先にある未来とは。
東京と萩。それぞれの新卒に色々答えてもらいましたが、私個人としては、なんだか遠距離恋愛みたいだなと思いました。
(大真面目に話してます!!)
どんな場所に居ても、相手の状況や気持ちを理解し、活躍を応援する。これは遠距離恋愛を可能にするヒントですが、遠距離オフィスにも置き換えられるヒントだと考えます。遠くにいる見えない相手だからこそ、日々のスケジュールや活動を周知して自分のことを知ってもらう、感謝の気持ちを伝える。その努力を継続することで、信頼と安心の上に成り立つ関係性が築けるのではないでしょうか。
また、その他にも場所に縛られない働き方ができることで、働く世代には就職の選択肢が増える。
組織としては才能ある仲間と一緒に仕事ができる。WIN-WINな関係性で素敵ですよね。
あなたが大切な恋人や家族を想うように、働く会社や組織が社員ひとり一人のシアワセを想うことで実現できる未来の可能性は広がります。恋愛においては当り前のことであっても、組織においてはなかなか難しいですよね。 まずは、私たちと一緒に「PHONE APPL PEOPLE」を通してできる素敵な組織の未来を考えてみませんか?