2021年12月 3日 11:06

よいチームに必要不可欠といわれる「心理的安全性」を高める方法とメリットについて解説

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よいチームに必要不可欠といわれる「心理的安全性」を高める方法とメリットについて解説

「心理的安全性を高める方法を知りたい」
「社員のモチベーションが下がり気味なので、対策を打ちたい」
「心理的安全性を高めるメリットについて知りたい」

心理的安全性とは、社員が自分の考えや気持ちを安心して発言できる状態のことです。目に見えないものなので、気付かないうちに職場の心理的安全性が下がっていた・・・なんてケースも少なくありません。社員の心理的安全性が下がると、組織運営にさまざまな影響が出るため、しっかりと対応しておきたいですね。

そこで本記事では、心理的安全性の高め方について以下のポイントを中心にお伝えします。

ぜひ本記事の内容を、チームの心理的安全性の向上にお役立てください。

【本題】心理的安全性を高める5つの方法

早速本題である、心理的安全性を高める方法をみていきましょう。特に押さえておきたいのは次の5つの方法です。

  1. 多様性を受け入れる姿勢を持つ(オープンマインド)
  2. 失敗してもチームメンバーを責めない
  3. 信頼関係を築く
  4. 安心感と責任感が両立した組織をつくる
  5. 賞賛を目に見える形で送り合う

1. 多様性を受け入れる姿勢を持つ(オープンマインド)

多様性を受け入れる姿勢、いわゆるオープンマインドを持つことです。

オープンマインドには「偏見のない心」という意味があります。一人ひとりがこうしたマインドであることで、相手に対して批判する気持ちがなくなるのと同時に、自分のこともさらけ出せるようになるのです。

できる限り自分をオープンな状態にし、他人の価値観も積極的に受け入れることで、社内の全員が気軽に意見をいえる環境がつくられます。すると社員は「何を言っても受け止めてもらえる」という気持ちになり、心理的安全性が高まっていきます。

2. 失敗してもチームメンバーを責めない

チームの誰かが失敗しても、決して無闇に責めないことが大切です。失敗を執拗に責めてしまうと、自分の殻に閉じこもってしまい意見をいえなくなってしまいます。その結果、心理的安全性が下がってしまう事態になります。

失敗を問い詰めるのではなく、解決方法に焦点を当てることが大切です。

3. 信頼関係を築く

社員同士の信頼関係を築けば、心理的に安心でき、心理的安全性は高まります。方法としてオススメなのは、1on1や雑談です。

1on1とは、上司と部下が1対1で行うミーティングのことをいいます。仕事内容だけでなく体調や人間関係、プライベートのことなども含めざっくばらんに話すことで、部下が上司に対して相談しやすい雰囲気を作れます。

1on1の時間が作れない場合は、雑談の場を設けても良いでしょう。いずれにせよ、気軽に話せる、本音をいえることは信頼関係構築において重要です。

4. 安心感と責任感が両立した組織をつくる

心理的安全性の高い職場とは、単に社員同士が仲が良い職場のことではありません。安心して働けている上に、それぞれが責任感をもっている職場のことです。社員同士のただただ仲が良くても責任感がなければ、チームとしての目標は達成できません。

コミュニケーションが円滑であると同時に、成果にコミットしていることが大前提です。そのためにも、一人ひとりが役割を認識するなど、メリハリのある組織づくりを意識しましょう。

5. 賞賛を目に見える形で送り合う

心理的安全性の向上には「承認」が必要不可欠です。お互いに褒め合うことで、社員が居心地の良さや安心を感じます。

そこでオススメしたいのが「ピアボーナス」です。ピアボーナスとは、社員同士で報酬を贈りあうことができる制度のことをいいます。感謝の気持ちや評価をメッセージやポイントにして送信し、後日会社でポイントを換算して、報酬として支払いを行う流れです。

相手に対する感謝や評価を「可視化」できることがピアボーナスの良いところです。安心感が生まれることはもちろん、「もっとチームのために、会社のために貢献したい」というモチベーションとなり、社員の生産性も上がります。

【紹介】心理的安全性を高めるツール「PHONE APPLI THANKS」とは?

当社(株式会社PHONE APPLI)では、「PHONE APPLI THANKS」というサービスを提供しています。社員同士が感謝の気持ちを"おくりあう"ツールで、心理的安全性の向上に役立ちます。

PHONE APPLI THANKS

【PHONE APPLI THANKSの特長】

  • 日々で感じた感謝や賞賛をメッセージにして送り合える
  • やりとりがオープンに表示されるため社員の活躍を把握しやすい
  • メッセージカードに「いいね」を押すことができる

同ツールによって社員それぞれの様子が見えるようになり、認め合う組織風土を育むことができます。社員の働くことに対する幸福度が高まり、組織の健康経営にも良い影響を与えるでしょう。

心理的安全性を高めるメリット

心理的安全性を高める取り組み方法をいくつかご紹介しましたが、そもそも心理的安全性を高めることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここで詳しく解説します。

  1. チーム全員のパフォーマンス向上
  2. 自由に議論できるため、イノベーションが推進される
  3. 会社に対するエンゲージメントの向上

1. チーム全員のパフォーマンス向上

心理的安全性が高まることで、社員同士がお互いを認め尊重しあうようになります。

結果として、各々が「もっと良いものを生み出そう」というマインドへと変化し、自ら進んで学習したり、仲間のために尽力するようになるのです。このような好循環が生まれるため、チーム全員のパフォーマンス向上へとつながります。

2. 自由に議論できるため、イノベーションが推進される

心理的安全性が高いと、お互いの価値観や意見を尊重しあうため、誰もが自分の意見を素直にいうことができます。

さまざまな意見が出ることによって、議論が活発になり新たなアイデアもたくさん生まれます。新たなアイデアの創出は、新規事業の開拓や企業のイノベーションにもつながるのです。

3. 会社に対するエンゲージメントの向上

エンゲージメントとは、社員が会社に対して信頼や貢献意識を指すものであり、別のいい方をすると「居心地が良い」と思っている状態のことです。

心理的安全性が高まることで、「この会社でもっと働きたい」「尽力したい」と思う社員が増え、その結果、組織としてのまとまりが生まれます。

会社に対するエンゲージメントの向上は、離職率の低下や人材流出を防ぐことにもつながります。

自社の心理的安全性はどれくらい?心理的安全性を測定する方法

心理的安全性はあくまで「社員の心情」ですので、見た目では分かりません。ですが心理的安全性を測定する方法はあります。

心理的安全性を測る7つの質問

心理的安全性を提唱したエドモンソン教授の評価項目を参考に、心理的安全性を測る方法として7つの質問をご紹介します。

  1. チームの中でミスをすると、たいてい非難される。
  2. チームのメンバーは、課題や難しい問題を指摘し合える。
  3. チームのメンバーは、自分と異なるということを理由に他者を拒絶することがある。
  4. チームに対してリスクのある行動をしても安全である。
  5. チームの他のメンバーに助けを求めることは難しい。
  6. チームメンバーは誰も、自分の仕事を意図的におとしめるような行動をしない。
  7. チームメンバーと仕事をするとき、自分のスキルと才能が尊重され、活かされていると感じる。

これらの質問に対して、1.「全くそう思わない」から7.「非常にそう思う」の7つの数字で回答します。ポジティブな回答が多ければ「心理的安全性が高い」、反対にネガティブな回答が多いと「心理的安全性が低い」となります。

「9つの兆候」があると心理的安全性が低い職場の可能性が高い

心理的安全性が低い職場には、何かしらの兆候があります。次の「9つの兆候」にあてはまる項目の多い会社は要注意です。

  1. 社員が会議中にほとんど質問しない
  2. 社員は過ちを認めることに抵抗を感じている
  3. チーム全体で、難しい会話や激しい議論を招く話題を避けている
  4. 役員や上司が会議の議論を支配している
  5. フィードバックがほとんど行われず、求められることもない
  6. 社員が自分の業務以外のことを進んでしない(他の社員に協力しようという意思が感じられない)
  7. 社員同士が、お互いに助けを求めることがない
  8. 意見の食い違い、異なった視点からの意見がほとんど出ない
  9. 社員はお互いを職務的に知っているだけで、個人的に知っている訳ではない

あてはまる項目が多いほど、心理的安全性が低いといえます。思い当たる節がある場合は、早急に対応しましょう。

心理的安全性を高める前提条件とは?

心理的安全性を高めるためには、社員が恐怖や不安を感じていないことが大前提となります。不安がないからこそ、自分の意見をいえるようになるのです。

恐怖や不安を感じないようにするには、「対人リスクの排除」に取り組みましょう。たとえば、無知だと思われる不安、無能だと思われる不安、邪魔だと思われる不安などです。

「もし〇〇だと思われたらどうしよう」という対人リスクを排除することで、社員が少しずつ安心感を得られるようになります。

【コラム】心理的安全性の向上ばかりに目を向けると陥ってしまう「ぬるま湯職場」とは?

心理的安全性が高いことは素晴らしいことですが、「ぬるま湯職場」にならないよう注意が必要です。

ぬるま湯職場とは、メンバーが仲良く働いているものの、仕事に対する要求が少ない職場のことを指します。人間関係が良好すぎるがゆえに、対立や衝突を避けるために、意見をいわないという関係性ができてしまうのです。

そのため議論が活発にならず、企業やチームとしての生産性が上がりません。もちろん職場の人間関係が良好なのは良いことですが、社員が与えられた仕事にコミットする環境を作ることが大切です。

【まとめ】心理的安全性を高める方法について

本記事では、心理的安全性を高める方法について、以下のポイントを中心にお伝えしました。

  • 心理的安全性の向上には、多様性の受容や失敗しても責めない、賞賛しあえる取り組みが有効
  • ただ社員が安心感を得られるだけでなく、一人ひとりが仕事に対して責任感をもつことも重要
  • 社員が不安を感じないためにも、対人リスクを排除しておく必要がある

心理的安全性を高めるためには、一人ひとりが安心して発言できる環境を作ることが重要です。それぞれが自分の意見をいえるようになれば、チームとしての協調性が高まり、さらに一致団結した組織に近づいていくでしょう。

ぜひ本記事の内容を、社員の心理的安全性の向上にお役立てください。

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この記事の筆者

PHONE APPLI

株式会社PHONE APPLI

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