行ったぜDreamforce '19!2019年出展記:プラン変更によりNTTブースでThanks Go!
出展への挑戦
出展してまいりました、Dreamforce2019。
2019年のDreamforceは、11月19日?22日の4日間で、いつもの通りサンフランシスコのモスコーニセンターで開催されました。
半年ほど前に海外展開の狼煙(ブログ:Phone Appliのグローバル戦略がいよいよ始動!)をあげて以降、海外ユーザのみなさまの声を聞きながら出展の準備をしてまいりました。
しかしっ!
なんと今年から出展要領が変わり、初回半額プラン(Exhibitor)や、ブロンズの出展プランが消滅!(以前のExhibitor($25,000.00)やBronze($50,000.00)のプランは復活しないのか・・・)
- EXPLORER $15,000.00
- NAVIGATOR $65,000.00
- GROUND BREAKER $225,000.00
- INNOVATOR カスタム
- PIONEER カスタム
しかもっ!EXPLORERプランでは、まさかのブース無し(ロゴ掲載等)。
PhoneAppli for Salesforceシリーズを、『中間管理職がいなくても自走する組織作りを実現する日本発のグローバルプロダクト』として、世界中に認知してもらう絶好の機会であるDreamforce。
とはいえ、ドル円が105円?110円を推移している昨今、初回出展で700万円は果たして妥当なのか・・・。
そんな中、救いの手を差し伸べてくれたのが、親会社のNTTコミュニケーションズを始めとする世界中のNTTグループのみなさまでした。
今回は、本当に本当に本当にお世話になりました。感謝感謝です。
ということで、"GROUND BREAKER'に間借りをさせて頂き、ベストロケーションで、Dreamforce 2019に参加することができたのでした。
会場の様子
そしてやってきたDremaforceの展示会場は、広々として、以前のCloudExpoとは全く異なる、まさにCampGroundでした。
さすがに出展ブースを25%削減しただけあって、余裕をもったブースレイアウトになっており、車椅子の来場者も周囲に気を使うことなくブースにアクセスできるようになっています。これは、Salesforceビジネスに関わる上で決して外すことのできない、Diversity and Inclusion at Work(Trailhead:Understand the Importance of Diversity and Inclusion at Work)の体現だと思いました。
このあたりの取組については、年を追うごとに力が入っており、できれば別のブログでまとめたいと考えています。
エントランスは昨年の再利用!にみえるDreamforce Mountainです。
でも、まったく同じ再利用ではありません。昨年と違うのは、ロゴトンネル内側が青くなっているところ。この青は、実はたくさんの蝶で埋め尽くされて表現されています。蝶はトランスフォーメーションのシンボル。一生のうちに、何度もMetamorphosis(変態)をする、という意味合いで今回のエントランスのシンボルに使われています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進み、人生100年時代といわれる昨今、われわれも学び直しやキャリアチェンジが当たり前になりつつありますよね。Phone Appliのビジョンは「Change the Way」。イノベーションを生み出す様々な「つながり」を、これまでとは違う新しい方法でデザインしていきたいと、思いを新たにしました。
ブースでの反応
前置きが長くなりましたが、今年はGROUND BREAKERパートナーとして出展したNTTグループのブースで出展です。
USでもビジネスを伸ばしているNTTデータグループの隣で、テクノクロスさんの「ForeSight Voice Mining」と一緒に「Thanks Go」を紹介しました。ちなみに、NTTグループは、Salesforceのプラチナパートナー(Platinum Partner)でもあるのです。Platinumって、結構すごいと思います。
「Thanks Go」は製品やマニュアルだけでなく、紹介動画も英語で制作されており、GlobalのAppExchangeでも公開しています。
もちろん、Thanks Go日本語版もありますよ。
日本のAppExchangeでは、Thanks Go機能制限トライアルも公開しています。こちらの「Thanks Go機能制限トライアル動画」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
さて、これまでのブース出展では、来てくれた方々にお渡しするノベルティ等の「Give Away」を準備しておりました。
しかし、今年は違います。
NTTグループは、Give Awayを止めて、その代わりに同等の金額を寄付(Give Back)するという取組に協賛しました。
毎年Give Awayは、各社が工夫を凝らして制作しており、来場の方々も楽しみにしているところがあると思います。
しかし少なくない量のGive Awayが、もらっても使われなかったり、余って廃棄されたりと、環境への負担を考えると躊躇する側面も否めないと思います。持続可能な世界を作る(SDGs:持続可能な開発目標)という観点から、見直しの良い機会と考えたNTTグループの判断は正しかったと思います。
2019年は延べ359名の方々がブースに来てくださいました(バーコードリーダ3台総計、重複や身内除く)。
4日間のブース出展は、身体に堪えますが、みなさん、Thanks Go等のNTTグループのサービスやプロダクトに興味を持って頂き、非常に有意義でした。
特にThanks Goはわかりやすいプロダクトだったこともあり、一通り説明すると、その場で様々なお客様から、操作性や機能について生のフィードバックを頂くことができました。
下記3つは、複数のお客様から頂いたフィードバックです。
- ContactやCase等から手軽にThanksカードを贈れるように、Lightning Web Component化してみたら?
- ダッシュボードで、ThanksカードのデータとOpportunityデータ等を、One Stopでアナライズできるのはいいね!
- モバイルでも簡単にThanksカードを贈れるのはいいね!
本当にありがたいフィードバックです。ぜひプロダクトに反映させて、多くのユーザさんのお役に立ちたいと考えています。
Dreamforce 2020
来年2010年のDreamforceは、同じモスコーニセンターで、11月9日?12日開催とのことです。
それまでに、Dreamforce行きのチケットをゲットすべく、出展準備や製品強化はもとより、営業成績の達成、家族会議での承諾など、準備して参りましょう。
われわれもプロダクトに一層磨きをかけて準備します。
これからもPhoneAppliシリーズ、そしてThanks Goを宜しくお願いいたします。