働き方を選ぼう!在宅勤務のメリット12|デメリット6つ

働き方改革
2020.10.16

働き方を選ぼう!在宅勤務のメリット12|デメリット6つ

在宅勤務とは

「在宅勤務」とは、勤務先の会社やオフィスなどで働くのではなく、自宅で働くことを言います。近年では、youtuberやトレーダーなど、会社に属することなく収入を得る人が増えてきており、会社でも在宅勤務を認めるところも増えてきています。

ここからは、在宅勤務に欠かせないICTや、在宅勤務に取り組んでいる企業について紹介していきますので、参考にしてみてください。

在宅勤務に欠かせないICTとは

在宅勤務には「ICT」を欠かすことができません。「ICT」とは、情報通信技術の略であり、コンピューター技術を活用する場合に用いられます。「ICT」とよく似ている「IT」は、コンピューターの技術を指します。

在宅勤務は、時間や場所に縛られることなく働くことができるため、ICTをうまく活用することが必須となります。ですので、ICTは在宅勤務に欠かせないと言われています。

Web電話帳「PHONE APPLI PEOPLE(旧:連絡とれるくん)」とは

Web電話帳とは、文字通り「Web上で管理できる電話帳」のこと。多種多様な機能によって、テレワークやフリーアドレスを下支えしてくれるITツールです。具体的には以下のような特徴があります。

  1. 電話帳をクラウド上で一元管理
  2. 電話帳に登録しなくても着信情報が表示される
  3. 名刺管理
  4. 誰がどこに居るか?居場所が分かる
  5. Web電話帳内のプラットフォームでコミュニケーションができる

1. 電話帳をクラウド上で一元管理

Web電話帳を代表する機能ともいえるのが、「連絡先の一元管理」です。社員やお客様の連絡先や名刺データをクラウド上に保存することで、いつでも、どこでも相手の連絡先を社内全員で確認・共有。チャットやweb会議、電話、メールなど最適なツールで簡単にコミュニケーションすることが可能です。

2. 電話帳に登録しなくても着信情報が表示される

PHONE APPLI PEOPLEには、相手の連絡を登録していなくても名前や所属が表示される「着信表示機能」が備わっています。相手の簡単な情報がスマホ画面に表示されるため、「電話の相手がわからないから折り返せない」といったコミュニケーションロスを回避できます。

3. 名刺管理

スマホアプリから名刺の写真を撮るだけ。簡単に名刺管理することも可能です。

4. 誰がどこに居るか?居場所が分かる

フリーアドレスの採用などで社員がどこに居るかわからない場合に居場所を探せます。PHONE APPLI PEOPLEで居場所を探すことができ、対面でのコミュニケーションが可能です。

  • 相手の所属や名前を調べられる「検索機能」
  • 相手の居場所を特定できる「位置情報機能」

検索機能や位置情報機能によって相手の情報がすぐにわかるため、たとえば打ち合わせのアポイント取りや、災害時の安否確認においても迅速に対応できます。

5. Web電話帳内のプラットフォームでコミュニケーションができる

PHONE APPLI PEOPLEには、電話帳としての役割だけでなく、社内コミュニケーションを円滑にする機能も充実。たとえば以下の2つの機能があげられます。

  • 相手といつでもチャットができる「チャット機能」
  • 従業員の能力や資格を検索できる「スキル検索機能」

たとえば、電話で話すまでもない要件を伝えたい場合はチャット機能が活用できます。スキル検索機能では、顧客からの確認事項があった際すぐに社内の専門家を検索可能です。1回1回電話をかけたり、オフィスを回って相手を探したりする必要がないため、業務効率アップにつながります。

在宅勤務を取り入れている企業

近年、在宅勤務を取り入れる企業が増えてきていますが、現状はまだまだ会社に出勤するところがほとんどです。取り入れている企業の中には、webサイトの管理や運用、デザインやコンテンツの開発など、IT関係の企業が多いです。

以下に、在宅勤務を取り入れている企業をまとめましたので、就職活動や転職活動をするときの参考にしてみてください。



企業名 主な事業内容
株式会社Everforth クラウドプラットフォーム事業、SaaS事業など
ChatWork株式会社 チャットワーク事業(チャットワーク)、ソフトウェア販売事業(ESETセキュリティソフト)
株式会社NTTデータ システムインテグレーション事業、ネットワークシステムサービス事業など
日本ユニシス株式会社 クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス

在宅勤務のメリット12

在宅勤務は、前述したように、時間や場所に縛られることなく働くことができます。そのため、在宅勤務をすることで、時間を有効に使うことができ、自分のペースで仕事を行うことができます。

ここからは、在宅勤務のメリットを12個紹介します。就職活動や転職活動などの参考にしてみてください。

メリット1:通勤時間の節約

在宅勤務のメリットの1つに「通勤時間の節約」が挙げられます。一般的に、会社に出勤するために数十分、長い人は1時間以上かけて出勤します。この出勤時間を苦痛に感じる人がとても多いですが、在宅勤務をすることで、出勤時間がなくなり、ストレス軽減にもつながります。

通勤時間の節約は、毎朝しんどくても早起きする必要がなく、自分の好きな時間から仕事を始めることができ、非常に大きいメリットと言えます。

メリット2:優秀な人材確保

在宅勤務のメリットの1つに「優秀な人材確保」が挙げられます。在宅勤務という働き方が可能なことによって、育児や介護などで退職しなければならない優秀な人材を確保することができます。

新しく人を雇って育てるよりもコストを抑えられ、さらに優秀な人材が残ることで、会社にとっても貴重な戦力を失わずに済みます。

メリット3:ワークライフバランスの実現

在宅勤務のメリットの1つに「ワークライフバランスの実現」が挙げられます。「ワークライフバランス」とは、生活と仕事の調和や調整のことを指します。仕事と生活どちらかを犠牲にするのではなく、適度なバランスを取ることで、短時間で成果を上げることも可能になります。

在宅勤務にすることで、このワークライフバランスを実現することができ、通常よりも良い成果を出すことができます。

メリット4:人間関係が煩わしくない

在宅勤務のメリットの1つに「人間関係が煩わしくない」ことが挙げられます。一般的に、会社に勤めていると、上司に気を遣ったりなど、人間関係で悩んでしまう人が多いです。この人間関係が原因となって退職する人も出てきます。

在宅勤務にすることで、必要最低限の人間関係を維持するだけで良いため、より仕事に専念することができます。

メリット5:住む場所を選ばない

在宅勤務のメリットの1つに「住む場所を選ばない」ことが挙げられます。会社に出勤する場合は、会社からある程度の距離の場所に住む必要があります。1時間以上通勤にかかってしまう人もいますが、通勤だけでかなりのストレスを抱えてしまいます。

在宅勤務にすることで、通勤のことを考える必要はなく、現在住んでいる場所で仕事をすることができます。そのため、通勤に充てていた時間も仕事をすることが可能になります。

メリット6:家事との両立がしやすい

在宅勤務のメリットの1つに「家事との両立がしやすい」ことが挙げられます。前述したように、育児に忙しい主婦の方は、仕事場に出勤する時間も考えて育児をしなければならず、身体的にも精神的にもかなりの負担です。

在宅勤務にすることで、育児をしながら仕事をすることができるため、効率よく時間を使うことができます。

メリット7:仕事の効率が上がる

在宅勤務のメリットの1つに「仕事の効率が上がる」ことが挙げられます。前述したように、在宅勤務にすることで、通勤時間や人間関係などによる身体的・精神的ストレスが軽減されます。

在宅勤務にすることで、ストレスがかなり軽減されるので、効率的に仕事を行うことができ、成果も上げやすくなります。

メリット8:コスト削減

在宅勤務のメリットの1つに「コスト削減」が挙げられます。一般的に、会社側は出勤する人の通勤費にかなりのコストを使います。在宅勤務にすることで、このコストを削減することができ、新たに事業を行うときの資金に充てることができます。

メリット9:災害時などのリスク分散

在宅勤務のメリットの1つに「災害時などのリスク分散」が挙げられます。例えば、冬になるとインフルエンザにかかる人が爆発的に増えますが、会社に出勤する際の電車やバスの中や、会社の中など、人が多いほど感染する可能性が高くなります。

在宅勤務にすることで、多くの人との接触が無くなるので、病気の感染などのリスクも軽減されます。

メリット10:時間の自由度が高い

在宅勤務のメリットの1つに「時間の自由度が高い」ことが挙げられます。一般的に、会社に出勤するために決まった時間に起きて、決まった時間に家を出ます。習慣になると、さほど苦痛に感じなくなりますが、人身事故などのトラブルに巻き込まれた場合はとてもしんどいです。

在宅勤務にすることで、朝起きる時間も仕事をする時間も、すべて自分で決めることができるので、自由に時間を使うことができます。

メリット11:離職率が下がる

在宅勤務のメリットの1つに「離職率が下がる」ことが挙げられます。一般的に、会社で働く環境が良いほど離職率が下がると言われています。その一方で、働く環境が悪いほど離職率は上がります。

在宅勤務にすることで、自分で働く環境を整えることができるため、離職率が下がります。また、さまざまな事情で家から出ることができない人も、在宅勤務によって両立しながら働くことができます。

メリット12:企業イメージの向上

在宅勤務のメリットの1つに「企業のイメージ向上」が挙げられます。近年、働き方改革が行われるようになり、会社の働き方によって、求人に対する応募者数も大きく影響してきます。

在宅勤務を導入することで、社員に対して思いやりのある会社であるという印象が強まり、より応募者数が多くなります。加えて、在宅で勤務したいという社員の転職活動にも良い影響を与えます。

在宅勤務で考えられるデメリット6

在宅勤務は、出勤しなくてもいいので、人間関係に悩むことなく、自分のペースで仕事をすることができるのが最大のメリットです。しかしその反面、自分ですべてのことを管理しなければなりません。メリットだけでなくデメリットの部分も考慮しておく必要があります。

ここからは、在宅勤務で考えられるデメリットを6つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1:コミュニケーションの不足

在宅勤務のデメリットの1つに「コミュニケーションの不足」が挙げられます。在宅勤務をしていると、メールやFAXで連絡を取ることが多くなります。上司や同僚などと顔を合わせて仕事をすることがほとんどなくなってしまうため、次第にコミュニケーションが不足します。

在宅勤務をすることで、より良い環境で働くことができますが、情報共有ができないなどの面があるので注意が必要です。

2:情報漏洩のリスク

在宅勤務のデメリットの1つに「情報漏洩のリスク」が挙げられます。会社に属している人は、膨大な情報を分散することで、情報漏洩のリスクを軽減しています。

しかし、在宅で勤務している人は、1人で情報を管理しているので、ウイルスに感染してしまった場合、情報が漏れてしまう可能性が高くなります。在宅勤務をすることで情報管理のリスクが高まりますので、細心の注意を払わなければなりません。

3:労働時間の把握が難しい

在宅勤務のデメリットの1つに「労働時間の把握が難しい」ことが挙げられます。会社に出勤している人は、出勤カードやカードリーダーなどで労働時間を把握しています。

しかし、在宅勤務の人は、自分で労働時間を決めることができ、自己申告になるので、完全に労働時間を把握することは難しいです。在宅勤務をすることで、快適な環境で仕事をすることができますが、それと同時に労働時間を把握するのは困難になります。

4:仕事の評価が難しい

在宅勤務のデメリットの1つに「仕事の評価が難しい」ことが挙げられます。一般的に、会社に出勤している人は、報告書の提出以外にも、電話の応対や後輩や新人の指導などといった業務も行っています。

しかし、在宅勤務の人は、主に報告書の提出が仕事であり、他の業務を行わないので評価が難しいです。在宅勤務の人は、毎日遅れることなく報告書などを提出していますが、それが必ずしも評価されるわけではないのがデメリットです。

5:労働保険の適応区分が曖昧

在宅勤務のデメリットの1つに「労働保険の適応区分が曖昧」なことが挙げられます。労働保険とは、労働者が事業所や外出中などで起きた事故やケガなどに対して適用されます。

出勤している人は問題なく適用されますが、在宅勤務の人は業務とプライベートの境界線があいまいになるため、適用範囲がとても難しいです。

在宅勤務をすることで、労働保険にあまり適応されない可能性があることも考慮しておかなければなりません。

6:自己管理が難しい

在宅勤務のデメリットの1つに「自己管理が難しい」ことが挙げられます。前述したように、出勤時間が全くなく、仕事をする時間を自分で決めることができる反面、上司などの監視がないため、休もうと思えば、いくらでも休むことができます。

在宅勤務は自分で仕事をする時間を決めれる反面、ストイックに自己管理しなければならないことも考慮する必要があります。

在宅勤務のメリットとデメリットを知っておこう

在宅勤務は、人間関係に悩むことなく、自分のペースで仕事を行うことができ、ストレスを減らすことができます。一方で、情報管理の難しさやコミュニケーション不足といったことも生じ、仕事に支障をきたす場合もあります。

このように、在宅勤務にはメリットもデメリットも存在しますから、両方をしっかりと理解して、働き方の選択肢の1つとしましょう。

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