導入事例
NTTコミュニケーションズ株式会社
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は2022年7月、株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)とグループ統合を実施。新ドコモグループとして経営方針を統一し、機能統合をおこなった。組織の再編成に伴い、NTT Comは法人事業ブランド「ドコモビジネス」のもと、ウェルビーイング・エンゲージメント向上を目指し、グループ約25,000人規模でPHONE APPLI THANKS(以下THANKS)を導入。グループ全体でTHANKSを活用することで “お互いに感謝し、認めあう” 文化を醸成している。今回は、THANKSを導入するに至った経緯やその効果について、ヒューマンリソース部 人材・組織開発部門 担当部長 川端敬子氏にお話を伺った。
NTT Com、ドコモ、NTTコムウェアは統合後同じグループ会社となったが、歴史やカルチャー、仕事のやり方などの違いがある。その中でお互いをリスペクトし、強みを持ち寄って共に成長することを目指している。また、在宅勤務とオフィス勤務をかけ合わせたハイブリッドワーク化が進む中で、新たな組織としてグループ全体のウェルビーイング・エンゲージメント向上を実現するために、以下のテーマで人事施策を進めているという。
1つ目は “個の「自律」” 。
個人での責任感を持ち、主体的に考え、動ける組織を目指す。また、キャリア自律と成長のための学びを会社として推進している。
2つ目は “新たな価値を生み出す環境” 。
会社の成長とイノベーションのため、新たな価値を生み出す環境を作る。そのために個性が混じりあうコラボレーションをマストとするほか、失敗を恐れずチャレンジする文化の醸成を目指しているそうだ。
3つ目は “社員の繋がり・会社への信頼強化” 。
社員と会社の距離を縮め、社員間の繋がりを強化していくことで、社員の定着を図り、会社への信頼を高めていく。
「加えて、これらの施策には “心理的安全性” という土台が必要になります」と川端氏は語る。個人がそれぞれ認めあい、助けあえると感じられる “心理的安全性” を担保することが、ウェルビーイング・エンゲージメント向上の土台になると考えた。
同社は “心理的安全性” を高めるため、個性や異なる意見の発信を称賛し、認めあう文化の醸成が必要だと思案する。川端氏は「THANKSは、文化醸成の手助けになると思いました」と語った。
新たな組織としての一体感をつくりあげるべく、新たにスタートした “Go Togetherプロジェクト” 。このプロジェクトでTHANKSの利用活性化を目指し、さまざまなアイデアを実行に移す。
まず挙げられるのが、PHONE APPLIとNTT Com共催の説明会。
プロジェクトの一環である説明会にて、THANKSの使い方やエピソードに加え、“ありがとうの可視化” が生み出す効果について伝える。さらに、PHONE APPLIがウェルビーイング企業として表彰されるまでの取り組みを紹介した。本施策の主管部門であるヒューマンリソース部からの説明ではなく、PHONE APPLIとお客様により近いNTT Comの営業部門トップとの対談形式でTHANKSを利用する価値を伝えた。
次に挙げられるのが、THANKS表彰といいね大賞。
社内でサンクスカードを送りあい、多くもらった人・多く送った人などのほか、多数の “いいね” がついたサンクスカードを送った人・送られた人を表彰したという。
「THANKSが社員間で浸透し、認めあう文化の醸成に役立っていると感じました」と川端氏は語った。
グループ統合後の新しい組織に約25,000人規模でTHANKSを導入し、さまざまな浸透策に取り組んだ同社。浸透策の結果、営業組織など各部署主導でTHANKSを利用する取り組みが生まれ、グループ全体で“感謝”“称賛”“認めあう” 文化が醸成され始めている。
社員の間に深く染み込み、心理的安全性向上に貢献しているTHANKSは、グループ統合後の人事施策の一端を担っていると言えそうだ。
また、同社はPHONE APPLI PEOPLE(以下PEOPLE)を起点としたコミュニケーションで、社員間のコラボレーションを促進している。PEOPLEで連絡を取りたい相手を探し、そのままワンタップでMicrosoft Teamsを起動する連携機能によって、シームレスなコミュニケーションを実現し、社員間の協働のスピードを加速させている。
さらに同社では、前述の “Go Togetherプロジェクト” の一環として、 “やってみよう宣言” という取り組みもおこなっており、社員が次なる成長に向けて “やってみたいこと” を宣言し、PEOPLEのマイプロフィールに掲載している。PEOPLEのマイプロフィール機能を使って、検索によりお互いを理解し、サポートしあって協働・共創につなげていくことでさらなる成長を目指している。
「PEOPLEを起点に、各ツールへ情報や機能をデータ連携することで、社員間のコラボレーションを促進し、お互いを深く理解しあう手助けにもなっていると思います」。
PEOPLEとTHANKSを組み合わせて利用し、NTT Comは、今後もより一層ウェルビーイング・エンゲージメント向上を加速させていく。
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