KPI設定が重要視される理由と効果を高めるポイント
KPI(ケイピーアイ)とは
KPI(Key Performance Indicator)とは、重要業績評価指数といい、組織が目標を達成するための中間時点での指標のことです。KPIを設定することで、最終的な目標の達成に必要なプロセスをわかりやすく示すことができます。
KPIとKGIの違い
KGI(Key Goal Indicator)とは、重要目標達成指標で、最終目標が達成されているかを確認するための指標です。誰にでも判断できる基準を設定しておくことが大切です。
KGIは目標を達成するために活動を行う期間において、目標達成のために必要なタスクを数値化したもので、最終的な目標数値です。KPIは目標を達成するための中間指標で、KGIは最終的に目標を達成したかどうかを判断するための指標です。
KSFとは
KSF(Key Factor for Success)とは、最重要プロセスのことです。KSFを数値化したものがKPIで、KPIを達成することで、最重要プロセスであるKSFを目指します。経営戦略を達成するためには、KSFを定めることが重要であると考えられています。
KPI設定が重要視される理由
KPI設定は、ビジネスにおいて重要視されています。KPIを設定することで、最終的な目標を達成するためのプロセスをメンバー全員で共有することができたり、中間指標の達成状況を判断しやすくなったりするというメリットがあります。
KPI設定が重要視される理由1:達成か未達成かの二択で判断できる
KPI設定が重要視される理由の1つ目は、達成か未達成かの二択で判断できます。KPIは具体的な数値を設定するため、達成か未達成かの判断がしやすいという利点があります。
具体的な数値によって、誰が判断しても達成か未達成かを判断できることで、情報の共有や今後の改善を速やかに行うことが可能です。
KPI設定が重要視される理由2:客観的な指標として評価しやすい
KPI設定が重要視される理由の2つ目は、客観的な指標として評価しやすいことです。KPIは具体的な数値を設定するため、達成できているかどうかを客観的に評価できます。
評価をした際に改善などの対応が必要であるのかどうか、迅速な判断をすることで最終的な目標の達成に近づけられます。
KPI設定が重要視される理由3:社内目標を可視化できる
KPI設定が重要視される理由の3つ目は、社内目標を可視化できることです。KPIを設定することで、最終的な目標を達成するためのプロセスの進行状況を的確に判断できます。KPIは、具体的な数値を設定しているため、達成されているかどうかの判断がしやすいです。
社内目標をKPIを使って可視化することによって、メンバー全員が共有しやすくなります。 そのため、社内目標の達成に近づけます。
KPI設定が重要視される理由4:改善しやすい
KPI設定が重要視される理由の4つ目は、改善しやすいことです。KPIは、最終的な目標を達成するために必要な項目を示すための指標です。KPIの達成状況によって、今後必要な対応を改善しやすいという利点があります。
早めに改善を行うことによって、最終的な目標を達成するためのプロセスから大幅に改善が必要となる可能性を低くすることが期待できます。KPIを設定して、その都度達成状況を確認することによって、改善が必要な状況になった際には素早い対応が可能になります。
KPI設定が重要視される理由5:比較しやすい
KPI設定が重要視される理由の5つ目は、比較しやすいことです。KPIは、わかりやすく設定された指標のため、結果や評価を公平に比較しやすいという利点があります。達成率だけではなく、人事などで個人の評価をする際にもKPIを設定して利用すできます。
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KPIの効果を高めるポイント
KPIを設定するだけでは十分ではありません。KPIを設定して達成をすることによって、最終的な目標の達成を目指せます。以下に、KPIの効果を高めるポイントを5つご紹介します。
KPIの効果を高めるポイント1:個人の適正に合った水準にする
KPIの効果を高めるポイント1は、個人の適正にあった水準にすることです。最終的な目標を達成するためにKPIを設定しますが、水準を達成可能な範囲で個人の適正に合わせることが大切です。
KPIは、最終的な大きな目標を達成するための中間指標のため、KPIを達成することが目的ではありません。KPIを達成していくことで、最終的な目標の達成を目指すため、KPIの設定は個人の適正に合う水準にしましょう。
KPIの効果を高めるポイント2:誰もが同じ解釈ができるものにする
KPIの効果を高めるポイント2は、誰もが同じ解釈ができるものにすることです。KPIは、誰もが同じ解釈ができなければ、作業が停滞したり、目標から遠のいてしまうため、誰でもわかりやすいことが大切です。
チーム内の目標や、最終的な目標を達成するために必要なプロセスを、メンバー全員が同じ解釈で共有することで、スピーディーに目標達成を目指せます。
KPIの効果を高めるポイント3:タスクレベルまで落とし込む
KPIの効果を高めるポイント3は、タスクレベルまで落とし込むことです。KPIは、最終的な目標を達成するための中間指標なので、最大で10個程度を目安としてタスクレベルで設定します。
最終的な目標を達成するために必要なプロセスを選定して、タスクレベルまで落とし込むことでKPIの効果を高められます。
KPIの効果を高めるポイント4:ツールを利用して共有する
KPIの効果を高めるポイント4は、ツールを利用して共有することです。チームのメンバーで情報を共有することは、最終的な目標を達成するために重要です。
そのためタスクの進行状況や、KPIの達成率だけではなく、変更内容などもツールを利用して情報を共有することでKPIの効果を高められます。
KPIの効果を高めるポイント5:柔軟に変更に対応する
KPIの効果を高めるポイント5は、柔軟に変更に対応することです。KPIはあくまでも中間指標のため、最終的な目標を達成するためには、その都度、柔軟に変更に対応することが大切です。目標や戦略の変更があった場合には、変更などの対応を迅速に行ってKPIの効果を高めましょう。
KPIについて理解しましょう
KPIについて、おわかりいただけたでしょうか。KPI設定をすることによって、最終的な目標を達成するために必要なプロセスがわかりやすくなります。
また、メンバー全員で共有することによって、達成状況を確認したり変更にも柔軟に対応したりすることで、KPIの効果を高められます。KPIの重要性を理解して、スピーディーで効率よく最終的な目標達成を目指しましょう。
コミュニケーションポータル「PHONE APPLI PEOPLE(旧:連絡とれるくん)」とは
Web電話帳とは、文字通り「Web上で管理できる電話帳」のこと。多種多様な機能によって、テレワークやフリーアドレスを下支えしてくれるITツールです。具体的には以下のような特徴があります。
- 電話帳をクラウド上で一元管理
- 電話帳に登録しなくても着信情報が表示される
- 名刺管理
- 誰がどこに居るか?居場所が分かる
- Web電話帳内のプラットフォームでコミュニケーションができる
1. 電話帳をクラウド上で一元管理
Web電話帳を代表する機能ともいえるのが、「連絡先の一元管理」です。社員やお客様の連絡先や名刺データをクラウド上に保存することで、いつでも、どこでも相手の連絡先を社内全員で確認・共有。チャットやweb会議、電話、メールなど最適なツールで簡単にコミュニケーションすることが可能です。
2. 電話帳に登録しなくても着信情報が表示される
PHONE APPLI PEOPLEには、相手の連絡を登録していなくても名前や所属が表示される「着信表示機能」が備わっています。相手の簡単な情報がスマホ画面に表示されるため、「電話の相手がわからないから折り返せない」といったコミュニケーションロスを回避できます。
「PHONE APPLI PEOPLE」(旧:連絡とれるくん) とは!
キーワードやスキルなどで社内の専門家を、名刺データからお客様の連絡先を、簡単に探しだし最適なツールでコミュニケーションがとれるシェアNo.1のWeb電話帳です。
3. 名刺管理
スマホアプリから名刺の写真を撮るだけ。簡単に名刺管理することも可能です。
4. 誰がどこに居るか?居場所が分かる
フリーアドレスの採用などで社員がどこに居るかわからない場合に居場所を探せます。PHONE APPLI PEOPLEで居場所を探すことができ、対面でのコミュニケーションが可能です。
- 相手の所属や名前を調べられる「検索機能」
- 相手の居場所を特定できる「位置情報機能」
検索機能や位置情報機能によって相手の情報がすぐにわかるため、たとえば打ち合わせのアポイント取りや、災害時の安否確認においても迅速に対応できます。
5. Web電話帳内のプラットフォームでコミュニケーションができる
PHONE APPLI PEOPLEには、電話帳としての役割だけでなく、社内コミュニケーションを円滑にする機能も充実。たとえば以下の2つの機能があげられます。
- 相手といつでもチャットができる「チャット機能」
- 従業員の能力や資格を検索できる「スキル検索機能」
たとえば、電話で話すまでもない要件を伝えたい場合はチャット機能が活用できます。スキル検索機能では、顧客からの確認事項があった際すぐに社内の専門家を検索可能です。1回1回電話をかけたり、オフィスを回って相手を探したりする必要がないため、業務効率アップにつながります。
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