第4回PHONE APPLIユーザー会レポート:"続けられる1on1"を実現するための鍵を探る

はじめに
2026年7月24日(金)、PHONE APPLI本社にて「第4回PHONE APPLIユーザー会」を開催しました。
"学び合い、語り合い、成長し合う「共創CaMP」"をコンセプトに開催している本ユーザー会。今回のテーマは「"相手を知る"から始まる1on1~PEOPLEで実現する対話文化~」です。
当社で実践している1on1の取り組みやプロダクト活用事例をご紹介したほか、ワークショップや懇親会を通じて、参加者同士が深く学び合える場となりました。
また、「PHONE APPLI PEOPLE」を活用した相互理解の促進方法や、対話文化を育むためのヒントについても共有しました。
参加者の皆様からは、「1on1導入から定着までの取り組みが参考になった」「実務に活用できる機能を知ることができた」「他社との意見交換が有意義だった」など、多くの前向きな声をいただきました。
※以下、本記事では、当社提供のサービスを次のように略記します。
- 「PHONE APPLI PEOPLE」→「PA PEOPLE」
- 「PHONE APPLI 1on1」→「PA 1on1」
- 「PHONE APPLI THANKS」→「PA THANKS」
- 「PHONE APPLI 座席予約」→「PA 座席予約」
1|PHONE APPLIからのお知らせ
「志誠一貫」に基づくプロダクト開発と最新アップデート
山口県萩市に構えるPHONE APPLIの戦略拠点「萩 明倫館オフィス」に勤務するプロダクトマネージャーの杉本航が登壇し、プロダクトの今後の方向性や展望について発表しました。
セッションの冒頭では、「萩 明倫館オフィス」の共通指針である「MEIRIN SHIP」について紹介し、その根底にある考え方として「志誠一貫(しせいいっかん)」を説明しました。また、この「志誠一貫」の精神はプロダクト開発にも深く関わっており、お客様にとっての価値を起点に検討を行う考え方として実践されていることをお伝えしました。
続いて、PA PEOPLEやPA THANKS、さらに新機能となるPA 座席予約などの最新アップデートをご紹介しました。今後予定している機能改善やリリース内容についても説明し、熱心に耳を傾ける参加者の皆様の姿が見られました。
また、PA 1on1のプロダクトマネージャーである大沼大より、PA 1on1の最新アップデート情報や今後の展望もご紹介しました。今後の開発方針に基づく検討内容や中・長期的な構想についても、ユーザー会参加者限定の情報として共有しました。将来的な方向性や現在検討中の取り組みなどをご紹介すると、参加者からは今後のサービス展開に期待する声が寄せられました。
プロダクトの現在地だけでなく、今後の開発をどのような考えに基づいて進めていくのかまでお伝えするセッションとなり、参加者の皆様にサービスへの理解をよりいっそう深めていただける機会となりました。
2|事例共有
PHONE APPLIにおける1on1文化の定着とこれから
PHONE APPLIでは、1on1を「マネージャーとメンバーがお互いに興味を持ち、信頼関係を高めるための時間」と位置づけ、導入を開始した2017年から今まで組織全体で継続的に取り組んでいます。事例共有パートでは、PHONE APPLIでの1on1運用を牽引する、ヒューマンサクセス本部 出口まゆみ、荻島大介が登壇。1on1実践の歴史から、現在の運用方法、1on1の実施・定着を支える仕組みや制度づくりについてお伝えしました。
導入当初は、「普段から会話しているため必要性を感じない」「日々の業務が忙しく、継続的な実施が難しい」といった課題もありました。しかし、継続的な理解促進やマネージャー支援を重ねながら、1on1文化の定着を進めてきました。
具体的には、1on1文化の定着に向けて、これまで以下のような取り組みを実施してきたことをご紹介しました。
- 「1on1お助けコンテンツ」の作成・社内公開
- やりがいを振り返るワークシート型の1on1支援プログラム - マネージャーの1on1スキル向上のための研修
- 傾聴研修・キャリア面談研修の実施 - 1on1の実施・定着を後押しする人事制度の整備
-目標設定・評価サイクル、考課方式の転換 など
また、PHONE APPLIでは1on1終了後にアンケートを実施し、その結果を運用改善や定着促進に活用していることもご説明しました。さらに、自社サービスのPA 1on1を活用しながら実践とフィードバックを繰り返すことで、サービス改善にもつなげていることもご紹介しました。
3|ワークショップ
今回のワークショップは、「続けられる1on1とは何か」をテーマに実施しました。
ワークショップは、自己紹介による「相手を知る体験」からスタート。その後、現在の1on1の実施状況や課題を共有しながら、グループごとに意見交換を行いました。
ワークでは、1on1の最終的な目的に到達するためには、段階を踏んでコミュニケーションを深めていく必要があることを共有しました。社会的浸透理論(通称:たまねぎ理論)を参考に、相手への理解を深めるための質問や話題を検討しました。
参加者の皆様には、自社で行っている1on1の取り組みを共有し合い、明日から活用できる質問や、1on1を続けるための工夫について考えていただきました。
ワークショップの締めくくりとして、「良い質問をすることが目的ではなく、相手を知り、良い関係性を築くことが大切」というメッセージが共有されました。あわせて、PA PEOPLEで相手を知り、PA THANKSで感謝を伝え、PA 1on1で相互理解を深めるというコミュニケーションの考え方も紹介されました。
ワークの流れ
1. テーブルごとの自己紹介
2. 最近の1on1の実施状況や課題を共有
3. 社会的浸透理論(たまねぎ理論)をもとに、相手への理解を深めるための質問や話題を検討
4. 各グループでの発表・意見共有
4|懇親会
懇親会では、参加者同士の会話が尽きることなく、終始賑やかな雰囲気に包まれました。事例発表では聞けなかった具体的な工夫や悩みも共有され、交流が深まる時間となりました。最後は集合写真の撮影とともに締めくくられました。
5|参加者から寄せられた声
※アンケートに寄せられたコメントをもとに、要約・補記して掲載しています。
<PHONE APPLI事例発表・アップデート情報について>
- 1on1導入の背景から制度化・定着までのプロセスが具体的で、非常に参考になる事例でした。
- 1on1は一人ひとりに応じた対応が重要であり、メンバーを丁寧に見るマネジメントの大切さを改めて学ぶことができました。
- 紹介されたアップデート情報には、実務で活用しやすい機能があり、参考になりました。
- ワークショップを通じて、1on1における信頼関係づくりや日々のコミュニケーションの重要性を改めて認識できました。
- 他社参加者との意見交換や各社の運用事例の共有が非常に参考になり、有意義な学びの機会となりました。
- 懇親会で業務上の悩みや取り組みについて意見交換ができ、多くの学びや気づきを得られました。
- 普段接点の少ない方々とも交流でき、参加者同士のつながりを深めることができました。
まとめ
今回のユーザー会は、まさにテーマである「"相手を知る"から始まる1on1」の本質を再確認する時間となりました。事例共有やワークショップを通じ、1on1に必要なマインドや関係性づくりについて多くの学びが生まれました。対話のなかで大きな気づきとなったのは、「良い質問をすること」以上に、「質問を通して相手を深く知ること」の大切さでした。
相手を知ることで対話のハードルが下がり、自然な対話が生まれます。そうして芽生えた関係性を継続するためにも日々の小さな承認や感謝を形にして信頼を積み重ねる。この土台があるからこそ、形骸化することなく、本音で語り合える「続けられる1on1」になっていく、そんな確かな手ごたえを共有できた時間になりました。
次回の開催も、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※PHONE APPLIカスタマーサクセスでは、ユーザー会のほか、PA PEOPLEの新機能や活用方法について管理者様向けにご案内するオンラインセミナーを随時開催していますので、ぜひご参加ください。
開催情報はこちら(PHONE APPLIカスタマーサイト)