マネジャーとメンバーの1on1ミーティングの質を向上する「1on1 Go」をリリース 村田製作所製IoTセンサー「NAONA」と連携

プレスリリース
2020.03.27
 
~1on1の発話量測定や感情分析を行いマネジャーのコーチングスキルと従業員エンゲージメントを向上~

 株式会社Phone Appli(本社:東京都港区、代表取締役社長:石原 洋介、以下「Phone Appli」)は、従業員エンゲージメント向上策として採用が広がっている1on1ミーティングの発話量等を、株式会社村田製作所(以下、「村田製作所」)が販売するIoTセンサー「NAONA」を用いて測定し、1on1ミーティングの質を向上するAppExchangeアプリケーション「1on1 Go」を本日リリースしました。


 少子高齢化に伴う労働力人口の減少は、多くの企業で従業員エンゲージメントの向上策を実施するきっかけとなっています。様々なエンゲージメント向上策がある中で、マネジャーとメンバーのコミュニケーションを密にすることで、メンバーの成長を促す“1on1 ミーティング”を取り入れる組織が増えています。

 1on1 ミーティングは、メンバーの成長を促すためのマネジャーの傾聴スキルを始めとして、コミュニケーションスキルやコーチングスキルの育成が欠かせません。しかしながら、1on1ミーティングは1対1で実施されるミーティングであり、プライベートな相談も含まれる場合もあることから、客観的な質の測定が難しいとの課題がありました。

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 この度リリースした「1on1 Go」では、以下の2つの特長を通じて、客観的なデータを蓄積・可視化し、マネジャーのコーチングスキルと従業員エンゲージメントを向上させる取り組みを推進できます。

【IoTセンサー『NAONA』による発話量測定と感情分析】
 本機能では、村田製作所製のIoTセンサー「NAONA」と組み合わせることで、1on1ミーティングでのマネジャーとメンバーの発話量やリズム、抑揚が測定され、「1on1 Go」に取り込まれます(会話の録音は行われません)。「1on1 Go」ではこれらの客観データを複数の切り口で可視化し、マネジャーが発言し過ぎたり、メンバーが聞くだけになってしまったりしている可能性を見つけ出し、改善に活かすことができるようになります。


【1on1ミーティング予定と実施ログの記録】
 1on1ミーティングは、定期的に頻度高く実施することが重要です。「1on1 Go」では計画を作成するとSalesforceのカレンダーにも登録され、忘れにくくする運用が可能になるとともに、実施後にステータスを完了とすることで実績としてもカウントされます。また、開催頻度を設定しておくことで、1on1ミーティングが行われていないメンバーにアラートを表示可能で、定期的な1on1ミーティングの開催を習慣づけることができます。


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1on1ミーティング実施状況

また1on1ミーティングの実施状況をSalesforceプラットフォームに蓄積することで、パフォーマンスの良い組織と、伸び悩んでいる組織で、1on1ミーティングの実施状況に相関があるかどうか、Salesforceプラットフォームのレポート・ダッシュボードを活用して分析が可能になります。


【株式会社セールスフォース・ドットコム アライアンス本部 御代 茂樹様からのエンドースメント】
 この度の「1on1 Go」の提供開始を歓迎します。1on1ミーティングにIoTセンサー「NAONA」を組み合わせることで、当事者の音声データを用い、音声特徴量(音量、テンポ、トーンなど)に変換し、1on1ミーティングを可視化することが可能になります。これらのデータの活用は、PhoneAppli for SalesforceシリーズやSalesforceプラットフォームの利用価値を向上し、従業員のエンゲージメント向上に大きく貢献することができると期待しています。

※1on1ミーティングとは、 定期的にマネジャーとメンバーが1対1で話し合う活動です。人材育成の手法として世界的に注目を集めており、海外の企業やスタートアップ企業を中心に、“1on1 meeting”を文化として取り入れる組織が増えています。その特長は、マネジャーとメンバーが信頼関係を築き、マネジャーがメンバーの成長のために時間を使う場である、ということです。


【1on1 Goについて】
定期的にマネジャーとメンバーが1対1で話し合う1on1ミーティングは、従業員エンゲージメント向上に有効とされていますが、対話の基礎となる傾聴については、マネジャーのスキルに依存しており、実際にどのような傾聴が行われているのか客観的に図る方法はありませんでした。
1on1 Goでは、計画的な1on1ミーティングの実施をサポートするだけでなく、村田製作所製のIoTセンサー「NAONA」と組合せることで、客観的な実施状況を可視化することができます。1on1 Goは、PhoneAppli for Salesforceのオプションサービスとして月額500円/1ユーザで利用することが可能です。


《 PhoneAppli for Salesforceについて 》
Salesforce に対応するWeb電話帳として、Salesforceを活用して社内・社外すべての連絡先を管理することが出来ます。電話・メール・チャットのコミュニケーションツールの統合と名刺の管理を含めた社内外の連絡先管理をPCとスマホから簡単に月額300円/1ユーザで利用することが可能です。
詳細はAppExchangeサイトをご参照ください。
https://appexchangejp.salesforce.com/appxListingDetail?listingId=a0N3A00000ENUqgUAH


《 株式会社Phone Appli について 》
株式会社Phone Appliは「コミュニケーション改革企業No.1」をビジョンに掲げ、6年連続国内シェアNo.1のWeb電話帳アプリケーション「連絡とれるくん」を販売しています。コミュニケーションのやり方を変え、お客様の企業文化の変革と、企業価値の向上をお手伝いすることを目指しています。


《 株式会社Phone Appli会社概要
代表取締役社長  :石原 洋介
所在地      :〒105-0001 東京都港区 虎ノ門4丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル8階
設立       :2008年1月
資本金      :398,365,710円
業務内容     :連絡とれるくん(コミュニケーションポータル)、居場所わかるくん等クラウドサービス・Microsoft Office 365連携サービス・Salesforce AppExchangeのアプリケーション企画・開発・販売/Cisco Unified Communications Managerはじめ各種IP-PBX対応アプリケーションの開発・運用/
URL       :https://phoneappli.net/


《 本件に関する報道機関からのお問い合わせ先 》
株式会社 Phone Appli(フォンアプリ)
SFDCアライアンス事業部 飛鋪
TEL:03-5488-7440
e-mail: info@phoneappli.net
ホームページ:https://phoneappli.net/product/service/salesforce/
・フォンアプリ、PhoneAppliは株式会社Phone Appliの登録商標です
・その他各種製品名は、各社の製品名称、商標または登録商標です

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