職場活性化に必要な取り組み事例4つと効果|職場活性化の他社事例も紹介!
職場活性化とは?
職場活性化とは会社で働く人々のモチベーションが高く、パフォーマンスが向上しやすい環境のことを指します。
職場活性化がうまくいっていない会社は職場の雰囲気が暗く、離職率が高いことが多いので、社員のパフォーマンスを向上させるために、できる限り早く会社にある問題点に気付き対策を講じ職場を活性化させていく必要があります。
活性化している職場の特徴
職場活性化に成功している会社は、従業員が会社の理念やビジョンに共感を持ち、共通の認識を持ちながらコミュニケーションをとることができています。
そのため職場活性化に成功している会社は従業員がそれぞれに作業をしていても最終的にまとまりやすいという特徴があります。
職場活性化で得られる効果
職場活性化に成功した企業では、従業員の会社への満足度が高くなり従業員のやる気が高まります。
従業員のやる気が高まると企業のことを考えながら周りとのコミュニケーションを取ることができる人が増え、結果として生産性が高まるという企業にとってプラスの効果が得られます。
職場活性化に必要な取り組み事例4つと効果
職場活性化を進めていきたいと思っていても、具体的にどんなことをしたらいいのか分からないという人が多いのではないでしょうか。
ここからは職場活性化に必要な取り組み事例4つと、各事例の効果について詳しくみていきます。4つの事例の効果について知ったうえで、ぜひ会社で職場活性化に必要な取り組み事例を実践してみてください。
職場活性化に必要な取り組み事例1:社会的使命感を持つ
職場活性化に必要な取り組み事例の1つ目は社会的使命感を持つことです。職場で1つのビジョンを共有した上で、自分のする仕事がどのような意味を持ち、どのように役立っていくのかを一人一人が理解して行動することができるようになると職場活性化につながります。
社会的使命感を持つためには、チームのリーダーがそれぞれのメンバーの仕事の大切さをしっかりと伝えていく必要があります。
経営理念・ビジョンの明確化や共有ができる
社会的使命感を持つことができいると経営理念やビジョンを明確にし共有ができるというメリットがあります。
経営理念やビジョンを社員それぞれがしっかりと共有できていると、たくさんの説明をしなくてもビジョンを理解し、自発的に行動できる社員が増えていきます。
従業員のモチベーションが向上
社会的使命感を持つことができると、自分の仕事は会社にとって重要なもので、しっかりと仕事をこなしていくことは会社をより良くしていくことにつながるということが理解できるので、従業員のモチベーションが向上します。
従業員のモチベーションが向上すると、職場のコミュニケーションが活発になり、作業効率が飛躍的に向上していきます。
職場活性化に必要な取り組み事例2:上司と定期的に面談
職場活性化に必要な取り組み事例の2つ目は上司と定期的に面談をすることです。面談は面倒なだと思う人がいますが、面談をして上司との関係性を築いていくことは職場活性化のためにとても大切です。
定期的な面談を有意義なものにするためには、上司が部下の様子に普段から気を配り、適切な言葉をかけられるよう準備しておく必要があります。
人間関係を円滑にし意思疎通環境を醸成
上司との定期的な面談は職場の人間関係が円滑になり、意思疎通環境を醸成する効果があります。上司と部下の人間関係が良好な職場では、仕事で困ったとき質問や相談をすぐすることができます。
質問や相談を気軽にできる環境がある職場はミスが少なく作業が効率よく進んでいくので、従業員の会社に対する満足度があがり、モチベーションも自然と向上していきます。
職場活性化に必要な取り組み事例3:マルチ担当制の導入
職場活性化に必要な取り組み事例の3つ目はマルチ担当制の導入です。マルチ担当制とは1つの仕事を2人以上で担当することで、マルチ担当制を導入すると一人で問題を抱え込む従業員が減り、業務が滞ることなく進んでいきます。
マルチ担当制はチームで仕事をするという意識を持つこともできるので、団結力が高まり職場活性化につながっていきます。
個人個人の会社理解が深まる
マルチ担当制を導入すると個人個人の会社理解が深まるというメリットがあります。また個人の会社理解が深まっていくと、全ての従業員が同じビジョンに向かって進んでいくことができるので会社の雰囲気がよくなっていきます。
職場活性化に必要な取り組み事例4:ITツールの導入
職場活性化に必要な取り組み事例の4つ目はITツールの導入です。現在職場ではパソコンを使うことが当たり前になっているので、情報を共有したり質問をしたりする際に便利なITツールの導入は職場活性化において必要不可欠です。
職場によって従業員間の連絡方法はさまざまですが、LINEのようなチャットツールを使うと連絡事項はより早く伝わるようになります。
情報共有が容易になりコミュニケーションが活発になる
ITツールを導入すると情報共有が容易になりコミュニケーションが活発になっていきます。ITツールを用いたコミュニケーションは物事を簡潔に伝えることができるので、伝える側も伝えられた側もストレスが少ないです。
ストレスを感じないITツールがあれば、情報共有を積極的に行っていこうという気持ちを持つことができるようになるので情報交換が活発になり、結果として作業効率が上がり、会社の利益につながっていきます。
有名企業が行なっている職場活性化事例5つ
有名企業の中には職場活性化に必要な取り組みをすばやく取り入れ、会社の生産性を高めることに成功している企業が多く存在しています。
ここからは有名企業が行なっている職場活性化事例を5つ紹介します。実際に有名企業が行なった事例を参考にして、自社の職場活性化につなげていってください。
職場活性化事例1:社内チャットツール導入(株式会社サイバーエージェント)
有名企業が行った職場活性化事例の1つ目はサイバーエージェントが行った社内チャットツールの導入です。
サイバーエージェントではコミュニケーションツールとして社内チャットツールを導入し活用することでコミュニケーションのレスポンスの向上を実現しました。
コミュニケーションのレスポンス向上によって個人の業務の時間を効率的に削減することができ会社にも従業員にも大きなメリットがありました。
職場活性化事例2:フリーアドレスで毎日違う席(カルビー株式会社)
有名企業が行った職場活性化事例の2つ目はカルビーが行ったフリーアドレスで毎日違う席を利用する方法です。
座席が毎日変わることで、たくさんの従業員とコミュニケーションが取れるようになったり、上司や部下が側にいなくても業務をしっかりと行っていこうとする社会的使命感を強く持つことができるようになったりと職場活性化につながる良い効果がたくさんありました。
職場活性化事例3:お酒を飲みながら会議(RIDE MEDIA&DESIGN株式会社)
有名企業が行った職場活性化事例の3つ目は、RIDE MEDEIA&DESIGNが導入したお酒を飲みながらの会議です。
お酒を飲みながらの会議は事例の中でも特殊で導入が難しいですが、従業員同士のコミュニケーションを重視し、遠慮のない意見を出し合いたいときに有効な手段です。
一定量のお酒が入った状態での会議は職場活性化の有効な手段になりますが、一定の決まりを設けたうえで行なう必要があります。
職場活性化事例4:食事補助(ANAエアポートサービス株式会社)
有名企業が行なった職場活性化事例の4つ目はANAエアサポートサービスが行なった食事補助です。日々忙しく働く従業員に対して食事の補助をすると会社への満足度が上がり、従業員のモチベーションも高まっていきます。
食事補助を行なっている企業はANAエアサポートサービス以外にもあり、社員への思いやりが伝わりやすい事例です。
職場活性化事例5:社内バーを設置(CROOZ株式会社)
有名企業が行なった職場活性化事例の5つ目は、CROOZが行った社内バーの設置です。会社にバーが設置されることで上司や同僚とお酒を飲みながら気軽に話す環境ができました。
CROOZでは社内バーが設置されたことで上司やチームのメンバーとのつながりが強くなり、従業員の会社への満足度が高まるという良い結果がでています。
事例を参考に職場を活性化させて職場環境を良くしよう!
今回は職場活性化について事例や効果を確認しながら詳しくみてきました。職場活性化のために行われている事例は今回紹介したもの以外にも多くあります。たくさんの事例を参考に職場を活性化させて職場環境をよくしていきましょう。
PHONE APPLIが実施している職場の活性化の施策
もっともパフォーマンスを出せる環境で働く
- オフィス・在宅に関係なく働きやすい環境づくりを会社が用意
- 上司との毎週30分の1on1
- コロナ禍でも毎日「オンライン雑談」タイムを設ける
- 運動・食事・睡眠など、様々なイベントやワークショップ実施
- 部署を横断した健康経営推進プロジェクト「Wellnessアンバサダー」を発足
時間ではなく成果で評価
- 基本的にはコアタイムなしのフレックスタイム制を実施
- 7:00〜11:00の中で10分単位で出社時間を変更できる「快適出社制度」の導入
- 社員個人の目標や成果を「見える化」することで、風通しの良い組織づくり
従業員間で感謝や称賛を"贈りあう"「PHONE APPLI THANKS」の活用
- 「PHONE APPLI THANKS」で感謝を贈りあい、従業員間の「ありがとう」を可視化
- 感謝の気持ちを「見える化」することで、職場における一体感の増進や心理的安全性の向上に努めています
※「PHONE APPLI THANKS」について
https://phoneappli.net/product/service/pa-thanks/
上司と部下の信頼関係をつくる毎週30分の1on1
自社開発した「リモート1on1」ツールを用い、マネージャーとメンバーで毎週30分、1on1を実施しています。メンバーは1on1開始直前に、ツール上で現在の体調・仕事量・モチベーションを回答し、今回の1on1で話したい話題のカテゴリーを選択します。これらの機能により、マネージャーはメンバーの状態を把握し、より1on1を有効活用することができます。またリアルタイムでマネージャーとメンバーの発話量もグラフ表示されるため、マネージャーはより傾聴を意識して1on1を行うことが可能です。基本的に上司と部下の発話量が「30%:70%」になるようなルールを設けています
ウォーキングイベント「PA Walking Cup」を毎月開催
PHONE APPLIでは、歩数計アプリ「RenoBody」を用いたウォーキングイベントを毎月開催しています。歩数やポイントを個人・グループ間で競ったり、参加者全員の歩数を合計してゴールを目指したりと、様々な形式で開催しています。獲得したポイントや、抽選で健康に良い景品を獲得できるため、従業員の健康維持へのモチベーションにも繋がっています。