心理的安全性

モチベーションが仕事に及ぼす影響|向上させる8つのコツ

モチベーションとは

どんなに有能な人であっても、モチベーションが全くない状態で仕事に取り組んでいては、業績を上げることはできないでしょう。

逆に、特に優秀でなくともモチベーションを維持することができれば、仕事で成果を出すことができます。モチベーションとはやる気や意欲のことであり、これがあるかないかで仕事の成果も変わってくるものだと言えるでしょう。

モチベーションと仕事の関係

仕事で成果を出すためには、モチベーションを継続させた状態で、常に意欲的に仕事に取り組むことが不可欠です。

つまり、モチベーションを自分で向上させ、それを維持できるビジネスパーソンこそが大きな成果を得られるのであり、おのずと出世しやすくなると言えるでしょう。

今よりもっと有能なビジネスパーソンになりたいならば、スキルアップの前にまずはモチベーションを向上させるべきです。

モチベーションを向上させる8つのコツ

業績にモチベーションが大きく関係するとわかっていても、モチベーションを向上させるのはそう簡単なことではありません。

ですが、できるビジネスパーソンは、無理をせずにモチベーションを向上させる方法を心得ているものです。

ここからは、モチベーションを向上させるためのとっておきの方法をご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてください。

モチベーションを向上させるコツ1:個人の目標設定をする

モチベーションを向上させる上でまず重要なのが、個人の目標を設定するということです。できれば短期的な目標だけでなく中期的・長期的な目標についても明確に設定し、なりたい自分像や理想の将来像を絶えずイメージしましょう。

叶えたい夢や目標があれば、おのずとモチベーションも向上し、仕事に意欲的に取り組めるようになるはずです。

モチベーションを向上させるコツ2:仲間を作り協力し合う

仲間を作って協力しあうということも、モチベーションを向上させるための方法として挙げられるでしょう。

一人きりで頑張ろうとしても中だるみを起こして怠けてしまいがちですが、一緒に頑張る仲間がいれば気持ちに張りあいが生まれますし、「仲間に見られている」という意識があるので、自分を甘かすことや怠けることも防げるはずです。

モチベーションを向上させるコツ3:尊敬できる人を見つける

モチベーションを向上させる方法として、尊敬できる人を見つけるということも定番でしょう。

尊敬できる人を見つけ、その人をお手本として日々の仕事に取り組めば、「憧れのあの人のようになりたい」という気持ちからモチベーションを向上させることができます。

身近にそのような人がいなければ有名人でもよいので、モデルとなる人を作ることをおすすめします。

モチベーションを向上させるコツ4:キャリアプランの構築

キャリアプランを構築するということも、モチベーションを向上させるための定石です。自分がこれからどのようなキャリアを築いていきたいのかをよく考え、その目標を達成するために必要なステップを紙に書き出してみましょう。

歩むべきステップが明確になれば、これから自分がすべきこともクリアになるため、モチベーションが向上するはずです。

モチベーションを向上させるコツ5:オンとオフの切り替えをする

仕事一色の生活をしていると、どんなにやる気に満ち溢れた人であっても、途中で疲れて挫折してしまうことでしょう。

モチベーションを向上させ、それを維持したいならば、仕事一辺倒にならずにプライベートも大切にし、オンとオフの切り替えを上手くすることが不可欠です。

プライベートが充実してこそ、仕事に張りあいが生まれると言えるでしょう。

モチベーションを向上させるコツ6:周りに協力する

モチベーションを向上させる方法として、周囲に協力するということも大切です。

周囲に協力し、積極的に手助けをすることで職場で円滑な人間関係を築くことができれば、あなたが困った時にも必ずだれか手を差し伸べてくれるため、くじけそうな時でもモチベーションを向上させることができるでしょう。

また、職場の仲間の中によきライバルを作れば、よりモチベーションが向上するはずです。

モチベーションを向上させるコツ7:あえて仕事数を増やす

あえて仕事数を増やすということも、モチベーションを向上させる上で効果的です。

仕事数に慣れて楽な状態が続くと、怠けや甘えが生じてモチベーションが下がってしまいやすいので、そうならないように自分を律するべく、仕事数を少し増やしてみるとよいでしょう。

ただし、自分の負担にならない程度に留めることも大切です。

モチベーションを向上させるコツ8:自分にご褒美をあげる

なかなか思うようにモチベーションを向上させられない時には、自分にご褒美を与えてみましょう。

モチベーションを向上させる上で、定期的に「報酬」を与えることは不可欠です。一つの目標を達成したら欲しかったものを買ったり、旅行に出かけたりするなど、ご褒美を設定しておけば、やる気が出ない時でもモチベーションを向上させ、維持できるでしょう。

モチベーションが仕事に及ぼす影響

以上では、モチベーションを向上させるコツをご紹介してきました。では、モチベーションを向上させることで仕事面でどのような効果を得られるのでしょうか。

ここからは、モチベーションが仕事に与える影響について詳しく見ていきましょう。

生産性

モチベーションがあるかないかによって、仕事の生産性が大きく異なってきます。同じ時間だけ仕事をしたとしても、モチベーションがある状態ならばより効率的に業務を遂行することができるため、生産性が各段にアップすることでしょう。

生産性が上がれば社内での評価もおのずと高まるため、モチベーションを向上させることは昇給にもつながると言えます。

組織の士気

組織の士気も、モチベーションによって大きく左右されることでしょう。モチベーションのある社員が多い組織は、社内全体が活力にあふれ、自然と有能な人材が集まってきます。

その結果として業績も大幅にアップし、組織の拡大にもつながるはずです。モチベーションは見えないものですが、それを各人が持っていれば組織全体によい影響をもたらすと言えるでしょう。

仕事のクオリティ

モチベーションは、仕事のクオリティにも影響を与えます。モチベーションがあれば、仕事により真摯で熱心に取り組めるようにいなるため、おのずとそのクオリティも向上するはずです。

ある社員の仕事のクオリティが上がれば、それに触発された他の社員も負けじとよりよい仕事を行うようになるため、結果として職場全体の業績が上がることでしょう。

モチベーションが下がると起こるリスク3つ

以上でご紹介したように、モチベーションが向上することで、個人にも組織にも大きなメリットをもたらすことができます。

では、その反対の場合はどうなのでしょうか。ここからは、モチベーションが下がると起こりうるリスクについて解説していきます。

モチベーションが下がると起こるリスク1:離職率の向上

リスクとしてまず挙げられるのが、離職率が向上するということです。モチベーションもなくただ漫然と機械的に仕事をこなしていると、当然仕事に楽しさを感じられなくなりますし、勤務態度が悪くなって上司に叱責されることも増えるでしょう。

そうなるとこれ以上職場に留まる意味が見いだせなくなるため、離職率が上がってしまいます。

モチベーションが下がると起こるリスク2:クオリティの低下

クオリティが低下するということも、モチベーションが下がるリスクとして挙げられるでしょう。

モチベーションが下がった状態で仕事をするといい加減な取り組み方になってしまいやすいため、クオリティが低下し、その結果として業績も悪化してしまいかねません。

モチベーションが下がると起こるリスク3:生産性の低下

モチベーションが下がると、生産性も低下してしまうはずです。モチベーションがない状態で仕事をするとダラダラと作業をしてしまうため、生産性が低下し、業務効率も悪化するという悪循環に陥るでしょう。

モチベーションを向上させて楽しく働こう!

今回はモチベーションと仕事の関係性について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。モチベーションが上がれば仕事が楽しくなり、おのずと業績も上がるものですので、自に合ったモチベーションを向上させる方法を見つけ、楽しみながら仕事に取り組みましょう。

PHONE APPLIが実施しているウェルビーイング施策

ウェルビーイング経営の事例をいくつかご紹介しました。ここでは、「もう少し施策内容を詳しく知りたい」という方向けに、当社 株式会社PHONE APPLIの取り組みをご紹介します。当社では、2018年から「従業員が健康でいきいきと働いている」状態を目指し、「ウェルビーイング経営」を推進してきました。下記の事柄を主軸としたウェルビーイング施策を行っています。

もっともパフォーマンスを出せる環境で働く

  • オフィス・在宅に関係なく働きやすい環境づくりを会社が用意
  • 上司との毎週30分の1on1
  • コロナ禍でも毎日「オンライン雑談」タイムを設ける
  • 運動・食事・睡眠など、様々なイベントやワークショップ実施
  • 部署を横断した健康経営推進プロジェクト「Wellnessアンバサダー」を発足

時間ではなく成果で評価

  • 基本的にはコアタイムなしのフレックスタイム制を実施
  • 7:00〜11:00の中で10分単位で出社時間を変更できる「快適出社制度」の導入
  • 社員個人の目標や成果を「見える化」することで、風通しの良い組織づくり

従業員間で感謝や称賛を"贈りあう"「PHONE APPLI THANKS」の活用

  • 「PHONE APPLI THANKS」で感謝を贈りあい、従業員間の「ありがとう」を可視化
  • 感謝の気持ちを「見える化」することで、職場における一体感の増進や心理的安全性の向上に努めています

PHONE APPLI THANKS

※「PHONE APPLI THANKS」について
https://phoneappli.net/product/service/pa-thanks/

組織の幸福度を測定するアセスメントサービス「Well-being Company Score」の活用

ウェルビーイング向上のために、身体的健康や精神的健康に関するアンケートだけでなく、組織の幸福度を測定するアセスメントサービス「Well-being Company Score」を定期的に実施し、これらの回答結果をもとに、身体的・精神的・社会的それぞれの健康を満たすための施策の検討、実施に繋げています。

※「Well-being Company Score」について
https://phoneappli.net/product/consulting/health-consulting/

毎週30分マネージャーとメンバーのオンライン1on1ミーティングを実施

自社開発した「リモート1on1」ツールを用い、マネージャーとメンバーで毎週30分、オンラインで1on1ミーティングを実施しています。メンバーは1on1開始直前に、ツール上で現在の体調・仕事量・モチベーションを回答し、今回の1on1で話したい話題のカテゴリーを選択します。これらの機能により、マネージャーはメンバーの状態を把握し、より1on1を有効活用することができます。またリアルタイムでマネージャーとメンバーの発話量もグラフ表示されるため、マネージャーはより傾聴を意識して1on1を行うことが可能です。

ウォーキングイベント「PA Walking Cup」を毎月開催

PHONE APPLIでは、歩数計アプリ「RenoBody」を用いたウォーキングイベントを毎月開催しています。歩数やポイントを個人・グループ間で競ったり、参加者全員の歩数を合計してゴールを目指したりと、様々な形式で開催しています。獲得したポイントや、抽選で健康に良い景品を獲得できるため、従業員の健康維持へのモチベーションにも繋がっています。

PHONE APPLIの働き方を体感できる「オフィスツアー」へ参加しませんか?

テレワークを始めとした、働き方改革推進の取り組みを社外へ発信しており、過去5年以内で2,500社以上の企業様がオフィスにお越しいただき、最もパフォーマンスが出せる働き方「ルール」「ツール」「プレイス」のフレームワークをご紹介しています。

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