モチベーションダウンがもらたす危険と対処法
モチベーションダウンの要因とは?
どんなに真面目な人であっても、時には仕事に対するモチベーションがダウンしてしまうこともあるでしょう。
モチベーションがダウンした状態のままいると、何事にも億劫に感じてしまうため、余計に仕事への意欲が低下するという悪循環に陥ってしまいます。
このような状態から脱するためにも、ここではまずモチベーションダウンする要因についてチェックしておきましょう。
人事制度への不満
モチベーションダウンにつながる要因としてまずご紹介したいのが、人事制度への不満です。
社員の要望を十分にくむことなしに、管理職が一方的に人事制度を運営するならば、社員がそれに不満を募らせモチベーションをダウンさせてしまうのも無理はありません。
社員のモチベーションダウンは職場全体の生産性の低下にもつながるため、公平で納得できる人事制度の確立が急務だと言えるでしょう。
評価への不満
モチベーションダウンの要因として、評価への不満も挙げられるでしょう。頑張って業績をきちんと上げているにも関わらず、それが正当に評価されないのならば、モチベーションダウンするのも致し方ありません。
このような理由で社員のモチベーションダウンを放置しておくと、その社員は転職を考え始めるため、優秀な人材の流出につながってしまうことでしょう。
組織への忠誠心の低下
モチベーションダウンの要因のひとつとして、組織への忠誠心の低下も含まれるでしょう。
会社の示すビジョンが不明瞭であったり、経営陣が現場の声を無視した独善的な経営方針を策定するなどして組織への忠誠心が低下するならば、「こんな会社のために頑張る気が湧かない」とモチベーションダウンにつながってしまうでしょう。
多くの場合、管理職や経営陣への反感や不満が原因となります。
モチベーションダウンの対処法
モチベーションダウンは職場の生産性を下げ、企業の利益を低迷させるという点において企業に大きなダメージを与えますが、同時にビジネスパーソン本人にとっても多くのデメリットをもたらします。
では、モチベーションダウンになってしまった時、どうすればよいのでしょうか。ここからは対処法をピックアップしてご紹介していきますので、ぜひご参考ください。
モチベーションダウンの対処法1:なぜ悩んでいるのかを明確にする
モチベーションダウンになった時の対処法としてまずおすすめしたいのが、そもそもなぜ自分は悩んでいるのかを明確にするということです。
もやもやとした気持ちの原因がわからなければモチベーションダウンの状態から抜け出すことはできないため、まずはその原因を突き止め、正体をはっきりとさせることが必要でしょう。
自分の気持ちに向き合い、何に悩んでいるのかをよく考えてみてください。
モチベーションダウンの対処法2:ストレスを取り除く
ストレスを取り除くというのも、モチベーションダウンになった時におすすめしたい対処法のひとつとして挙げられるでしょう。
ストレスを溜めた状態が続くとますますモチベーションが下がってしまいますので、まずはストレスの原因を突き止め、その上で自分に合ったストレス解消方法を実践することが必要です。
たとえばジョギングで体を動かしたり、趣味に没頭するなどがおすすめです。
モチベーションダウンの対処法3:仕事を休む
モチベーションダウンになった時の対処法のひとつとして、思い切って会社を休んでみるというのもおすすめです。
モチベーションがダウンした状態で出勤してもろくに仕事にならず、ストレスが余計にたまるだけですので、有休をとって自分の思うように過ごしてみてはいかがでしょうか。
外出をしてストレスを発散したり、家で体を休めるのもよいでしょう。
モチベーションダウンの対処法4:目標を設定する
目標を設定するというのも、モチベーションダウンから抜け出すための対処法のひとつとして挙げられるでしょう。
目指すべき目標がないとモチベーションを上げることはできないため、成し遂げたいことや実現したことをリストアップし、明確な目標を作ることが大切です。
また、その目標を実現するための中期的・短期的目標を設定し、成功体験を重ねられるような状態を作ることも必要でしょう。
モチベーションダウンの対処法5:デスクを整理する
モチベーションダウンの状態から抜け出すための対処法のひとつに、デスク周りを片づけるということも含まれます。掃除をすることでやる気スイッチを入れることができます。
また、綺麗すっきりと片付いたデスクを見ると気持ちよく感じるため、それによってモチベーションをアップさせることもできるでしょう。
反対に、デスク周りがごちゃごちゃと汚く散らかっていると余計にモチベーションがダウンしてしまうので要注意です。
モチベーションダウンの対処法6:新しい分野にチャレンジしてみる
新しい分野に積極的にチャレンジしてみるというのも、モチベーションダウンした時におすすめしたい対処法のひとつです。
同じ環境のぬるま湯の中に浸かりきっているとマンネリに陥り、モチベーションダウンしてしまうため、よい刺激を得るためにも未知の分野でいろいろなことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
新しい経験をしたり新しい知識を得ることで、おのずとわくわくとした気持ちを取り戻せるはずです。
モチベーションダウンの対処法7:目標となる人を見つける
モチベーションダウンになった時に実践したい対処法のひとつとして挙げられるのが、憧れの人を見つけるということです。
「自分もこんな人になりたい」と思うような憧れの人を見つけることができれば、その人を目指して努力しようという気持ちになり、自然とモチベーションが上がることでしょう。
できるならば、職場など身近なところで憧れの人を見つけるのがおすすめです。
モチベーションダウンの対処法8:自分にご褒美をあげる
自分にご褒美をあげるというのも、モチベーションダウンから抜け出すために効果的な対処法として挙げられるでしょう。
毎日自分にノルマを課し、「これを達成することができたら美味しいものを食べよう」「ノルマがクリアできたら欲しかったものを買おう」と自分に小さなご褒美をあげてみてはいかがでしょうか。
小さな目標を設定し、それを達成するごとにご褒美を自分にあげれば、モチベーションを引き出すことができます。
モチベーションダウンがもたらすデメリットとは?
モチベーションがダウンした状態をそのまま放置したならば、どのようなデメリットが生じるのでしょうか。
ここからは、モチベーションダウンがもたらす危険性について詳しくご紹介していきます。
以下をご覧になり、モチベーションダウンの恐ろしさを理解しましょう。
スキルアップやキャリアアップが望めない
モチベーションダウンがもたらす危険性としてまず挙げられるのが、スキルアップやキャリアアップが見込めないということです。
モチベーションがダウンすると向上心や向学心が失われるため、キャリアアップに必要な勉強もスキルの取得も怠り、結果としてキャリアダウンにつながってしまうことでしょう。
同期が次々に出世していくなか、自分だけ取り残されてしまうこともあり得ます。
周囲からの信用を失う
周囲からの信用を失ってしまうというのも、モチベーションダウンがもたらす危険性のひとつでしょう。
モチベーションダウンの状態が続くと、周囲の人からは「やる気がない」「サボっている」とマイナスの評価を受けてしまいます。
当然ながら職場での評価も下がり、周囲からの信用を失って孤立してしまうことでしょう。
自己肯定感が低下する
自己肯定感が低下するというのも、モチベーションダウンのもたらすリスクのひとつです。
やる気が出せない自分のことを「なんてダメな人間なんだ」と責め、自己嫌悪に陥っては自尊心も自信も喪失してしまうことでしょう。
そうなると全てに対するモチベーションが低下してしまうため、なかなかその状態から抜け出すことができません。
モチベーションダウンの原因を知って対処しよう
今回はモチベーションダウンをテーマに、その対処法や危険性についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
モチベーションダウンから抜け出すためには、その原因を把握し、それに合った対処法をできるだけ早く講じることが必要です。
また、忙しすぎて疲れていることがモチベーションダウンの原因である場合もあります。そんな時にはゆっくりと休息を取りましょう。
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